モウ山 ウシ象さんのブログ
負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望25
ガソリン価格、リッターあたり147円。確か、2008年のリーマンショック時は、154円くらいであったか?
今の資源高は、行きすぎのように思える。急激に上がった銀価格なども、あまりにも、行きすぎの感がある。
この資源高の、原因は、ドル安にあると考えられる。アメリカの株高なども、ドル安を原因としたものであろう。先週このドル安がより一層進んできた。ドル全面安である。その理由は、4月26日、27日のFRBの政策会合の後のバーナンキの異例の会見が憶測を呼び、ドルが安くなったようである。バーナンキの異例の会見が行われることにより、QE2の継続、低金利政策の継続の可能性が高まったということであるらしい。
しかしながら、このドル安は、資源高、インフレの新興国への輸出など様々な問題を引き起こしているが、アメリカの利益、それは、中東の民主化を加速させたりもしている。今まで、いくら金を捲いても、実現できなかった、中東の民主化。独裁者を肥え太らせ、リビアなどは、その金で、反政府組織(民主化を望む人々)が殺害されており、ある意味、喜劇である。
しかしながら、FRBの政策決定後に、バーナンキが異例の会見を行うことは、すなわち、QE2の継続、低金利政策の継続ということではない。会見後、継続、中断、いずれにせよ、一度、円は、そのまま続落していくよりも、一度、今までの、ドル安の揺り戻しがあってしかるべきではないかと考えている。
市場の動きが必ずしも正しくないというのは、いつものことであり、ユーロもかなり高くなっているが、ECBのトリシェ総裁もユーロの利上げは、状況次第により、この先、必ずしも連続して利上げしていくということではないとしている。
つまり、必ずしも~であるわけではないのである。みんながそうするからそうする。そんな感じがしてならない先週の相場の動きであったように感じる。
<為替相場>
ドル円 80.50~83.20
ユーロ円 117.50~120.50
ユーロドル 1.4450~1.4650
FRBの結果次第、水曜日の27日をはさんで、トレンド変換するかどうかが焦点となるのではないかと考えている。指標は、トレンド方向と逆に動く場合、逆張りにする、絶好の好機となるのではないかと考えている。バーナンキ会見前、後どちらかでの、利食いが出るのではないか。前の場合は、前半でのドル高、後の場合は、ドル一段安ののちの利食いのどちらかか?
五月五日には、ECBの金融政策会合があり、ユーロの動きに注意する必要があると思われる。週の前半はアメリカの住宅関連指標、週の終りは、失業率の発表がある。住宅だけで言うと、あまり回復しているわけではないようである。
まあ、為替も、レイボをいじることで、市場を操作しているようであるので、注意が必要である。
一応、ウシ象は、週明け、朝、ドル円で、82円20銭くらいまで値を戻すのであれば、売りから入ってみようかと考えている。
<株式相場>
日経平均 9450~9750
9750円でむやみやたらと、頭がおさえられているようなので、この予想を立ててみました、ゴールデンウィーク前なので、利食いが出てもよさそうであるが、難しいところである。
しかしながら、むやみやたらと、空売りをしているように思われてならない、三浦工業などは、とんでもないぐらい、空売りがたまっているようであるので、踏んでくる恐れあり。
また、為替次第で、株式市場が動いているように思える。
古代中国では、王朝が滅びるとき、眼が一つで、足が3本しかない牛とか、様々な奇怪な動物が生まれ出て、王朝は滅びると予言して消えるそうである。
いま、日本でも放射能の影響で、奇形のある動物が生まれ、菅内閣が倒れると予言しそうな雰囲気であり、実際そうあってもらいたいものである。
中沢新一が緑の党みたいなものを作ると発言したらしい。ニューアカのアカは、アカデミズムでなくて、共産党の赤か?(あまり意味のあることでなく、アカと赤がごろがよかったので書いてみました。このつけたしは野暮というもので、本当は書きたくはないのであるが)