「投資敗者の思考パターン」という本を読みました。
投資本であれば、投資で成功した人の話がほとんどですが、
この本は投資で負ける人を紹介している、面白い切り口の
本でした。
読み終えてみての感想ですが、自分を冷静に見つめなおす
ためにも、読んでおいて損はないと思いましたが、気が重く
なることも確かですね。
その理由ですが、この本の特徴は投資で失敗した人の例を
多く出しながら、リスクについて声を大にして強調している
からです。
本書では、投資敗者になる人の思考パターンを5つに大別して
1 間違った思い込み
2 根拠のない自信
3 無意味なこだわり
4 希薄な猜疑心
5 常識を凌駕する虫のよさ
それぞれについて解説しています。
多くの本はリターンを強調している内容で、それを期待して
いるのが投資家の本心ですが、全く逆の内容といっても
いいすぎではありません。
損をした投資家を紹介し、投資の恐ろしさ、怖さを前面に
押し出していました。
自分も考えさせられましたし、読んでいて嫌な汗をかいて
しまいました。
ある意味では事実を伝えている本ですが、それを受け入れる
人は少なく、大変な作業でもあります。
http://saig.livedoor.biz/archives/2121284.html
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