ある意味では事実を伝えている本

坂本彰さん
坂本彰さん

「投資敗者の思考パターン」という本を読みました。

 

投資本であれば、投資で成功した人の話がほとんどですが、
この本は投資で負ける人を紹介している、面白い切り口の
本でした。


読み終えてみての感想ですが、自分を冷静に見つめなおす
ためにも、読んでおいて損はないと思いましたが、気が重く
なることも確かですね。


その理由ですが、この本の特徴は投資で失敗した人の例を
多く出しながら、リスクについて声を大にして強調している
からです。


本書では、投資敗者になる人の思考パターンを5つに大別して


1 間違った思い込み

 

2 根拠のない自信

 

3 無意味なこだわり

 

4 希薄な猜疑心

 

5 常識を凌駕する虫のよさ


それぞれについて解説しています。


多くの本はリターンを強調している内容で、それを期待して
いるのが投資家の本心ですが、全く逆の内容といっても
いいすぎではありません。


損をした投資家を紹介し、投資の恐ろしさ、怖さを前面に
押し出していました。


自分も考えさせられましたし、読んでいて嫌な汗をかいて
しまいました。


ある意味では事実を伝えている本ですが、それを受け入れる
人は少なく、大変な作業でもあります。

 

http://saig.livedoor.biz/archives/2121284.html

 

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2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
坂本彰さん
コメントありがとうございました。

私は読んでいて怖くなりましたよ。
お金を失う感覚を久しぶりに思い出しました・・・。
swq*k3*8さん
私も読みましたよ
その本を題材としたドラマがハゲタカなどです
個人的感想は
教育家庭で 宿題嫌いな人ほど後で泣く 復習しない人ほど覚えがわるい
を大人版にしたような内容本でした・・・
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