用語<日経リンク債>

<日経リンク債一兆円、
今度はノックイン設定13200-11550円を狙った売り崩し>

UBS、カリヨン等欧州証券各社から年4%高利息の「リスク限定型ファンド」が金商法改正前の昨年9月に大量に発売されている。これは初年度年利4%以降毎年0.5%金利がアップするという高利回りを強調したリスク限定型と称した安全高利回り債権として多くの老人、年金生活者、主婦に人気を集め多く販売された。この「日経リンク債」のノックイン価格は13200-11550円で設定され金商法改正前に駆け込みで高利息4%と大きく書かれたパンフレットで人気を集め大量に販売されたという。この9月に発売された「日経リンク債」は日経平均マイナス20~30%に設定された物が多く、13200-11550円のノックインを狙って、現在の日経平均続落を受けてこの「日経リンク債」を大量発行したUBS、カリヨン、ソシエテ等欧州証券各社がこぞって、東京市場の株安買い手不在を狙い、日経先物に集中的に売り崩しの仕掛けをしていると関係者は指摘している。既に欧州証券によるノックイン設定14200―14600円を狙った売り崩しは終了しており、次に昨年9月発売の高利回り4%「日経リンク債」の売り崩し準備に入っているという。日経先物市場の商い出来高の6割はこのUBS、カリヨン等欧州証券各社が先物市場を握っているだけに売り崩しが続くと見られている。

「日経リンク債」とは、定期預金より高い4%高利息で初年以降は毎年0.5%利息がアップする高利回りをうたい文句にして、個人向けに安全安心「リスク限定型ファンド」と称し各種債権の取り扱い窓口で個人向けに大量販売された。高利回り年4%「日経リンク債」の早期償還ノックイン価格などについては代理店販売窓口では十分にリスクが説明されず、又この種の債権の場合は特に販売手数料が他の債権に比べて代理店の取り分手数料が高いことから、販売側の代理店では高い手数料収入欲しさに顧客にパフレットに大きく書かれた4%高利回りだけをセールスポイントにしてリスクなど説明することもなく、金商法改正前に駆け込みで大量に販売されたという。この「リスク限定型ファンド」と称する「日経リンク債」は一口百万円単位で販売され、早期償還ノックイン価格に一瞬でもタッチすると、償還決定され利息もその時点で日割り精算され、元本もノックイン価格の日経平均マイナス20~30%に設定された金額を差し引かれた80-70万円で元本が返還される。当然償還手数料も差し引かれて償還返金される仕組みとなっている。

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日経平均の下げはこれで仕掛けられているようです。
13200にタッチしたら売りはやむのかもしれませんね。
打診買い程度に明日、明後日に購入されてみてはいかがでしょう。
しかしひどい話です。下げを主導なんて、顧客を食い物にしているように見えますね。

13200円近辺でギリギリキープして翌日、大幅下げのようなやらしいことをしてくるんでしょうか。
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