15日の東京株式市場で日経平均株価は反落した。大引けは前日比62円40銭(0.65%)安の9591円52銭だった。東電の福島第1原子力発電所の事故処理や中国の経済指標発表などをにらみ、神経質な値動きが続いた。前日の米ダウ工業株30種平均の上昇は支援材料となったが、週末とあって手じまい売りも出やすかったという。同業種内で値動きにばらつきがみられるなど方向感を欠く展開が続き、値幅(取引時間中の高値と安値の差)も74円と小幅にとどまった。東証1部の売買代金は概算で1兆2645億円(速報ベース)。〔日経QUICKニュース〕