米国マーケットを振り返る 4月14日

スケアクロウさん
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ポイント

 ダウ平均株価は小幅高で終えているのですが、弱い経済指標の下げ圧力を跳ね返しての上昇ですから、見た目よりは堅調な展開と言えそうです。

米国マーケットの動向

 週間ベースの新規失業保険申請件数がコンセンサスを大きく上回ったことが嫌気されて、下げ幅を急速に拡げるスタートとなったダウ平均株価でしたが、すぐに底打ちに転じ、その後は大引けにかけて徐々に下げ幅を縮小して、結局14.15ドル、0.12%の小幅高で終えました。



 VIX指数が日中に低下を続けていて、投資家のセンチメントが改善したことを示唆しています。





 原油価格の上昇を受けて、エネルギー関連株の堅調な動きが、マーケットの持ち直しの要因の一つとなったようです。エクソン・モービルが0.34%上昇しています。



 ただし一方で、リーマンショック時の取引の違法性が問題視されていることもあって、ゴールドマン・サックスが2.73%の急落となっており、マーケットの足を引っ張りました。



 加えて、ヒューレット・パッカードが1.87%と大きく下げるなど、ハイテク銘柄に年長なものが目立っています。PCの出荷が弱かったことから。PCの将来に多少悲観的な見方が広がっていることが注目されます。



 今日は、3月の消費者物価指数と鉱工業生産が発表されます。決算ではバンク・オブ・アメリカに注目が集まっています。

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本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、ゴールデン・チャート、外為どっとコム
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