じょるのじょばーなさんのブログ

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ECBが連続的な利上げを示唆。FRBはアメリカ経済に強気。

ECBは連続的な利上げを示唆し始めてるようです。

ECB当局者、相次いで追加利上げを示唆

インフレが怖いというか、貨幣価値の減少を恐れるという意味では至極全うなことで
ソブリンリスクが嘯かれてる現状でこんなに株価が上がるのは異常だといわざるを得ません。


利上げをすることで、ソブリンリスクにさらされてるPIIGSの銀行・政府は資金調達コスト
ガ上がり、財政を圧迫することになりますが、これへの対処法は何かあるのか?と
ちょっと疑問になりますが、多少不出来な国の財政が崩れようと、通貨の信任さえ維持できて
いればまた回復できるという考えに基づいているのでしょうか。

真意はわかりませんが、ユーロがドルに対して優勢であることは間違いありません。
しかし、ドルにしてみるとユーロに対して弱くなりすぎた場合基軸通貨としての信任が
なくなります。まぁ、もう無いといってもいいんですが、一応まだその地位は維持されているので
その地位を維持しようとしてユーロに仕掛けてくることが考えられます。常套手段としては
PIIGS諸国の債券評価の格下げですかね。イタリア、スペインが狙われるんでしょう。
あとはEU圏の金融機関の危機を煽ればいい。FRBが貸し出しを控えればいくつかは
すぐに危機的状況になるでしょうし。

あとはこれですかね

米地区連銀総裁と独連銀総裁、異例の支援策を解除すべきと主張

これが、アメリカのインフレが行きすぎだということではなく、アメリカ経済が力強く回復しているからだといっているところを見るとハッタリにしか思えません。じゃーさっさと利上げして、金融緩和をやめればいい。
でもできない、っていってるうちに原料、商品価格が上がって業績を圧迫する。尚且つ、輸出を強めようとして
ドル安政策(というか、ドルをめちゃくちゃ刷らないと金融機関を維持できなかったから、二次的現象)を取ってる
ため、輸入品価格が上がって余計に圧迫する。国内だけで何とかなると思っても、基軸通貨の性で基本的に
ドルベースでの価格上昇になるので、国民負担は増加する。それでまた破産が増える・・・・。


といったような連鎖が考えられますけど。一部では確かに回復してるんでしょう。でも、金融緩和の制で
その回復も妨げられるという悲しい結果に終わると思います。
死に掛けの金融機関だけはこのインフレの恩恵に預かれますが、他の生産的な産業には悪影響しかありません。そんなもんみたいですね。


金融機関だろうがデカイ企業だろうがアカン経営した会社は潰して、全うな経営してくれる会社に
取って代わられるべきですね。




日本はどう振られて行くのか・・・・。
原発もどうなんだかはっきりしませんしね。
企業業績はいいわけないんですから、割安な株価だといっていられるのも今のうちですけどね。




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