CCCPとは何でしょうか?
今は無き『ソヴィエト社会主義共和国連邦』でしょうか?
いえいえ、アメリカのゴールドマンサックスが買い推奨したコモディティの
買い推奨銘柄:
石油、大豆、綿花、プラチナの頭文字4文字を取ったものだそうです。
ソ連の場合はキリル文字なので英字に直すとSSSRになりますね。
英語でいうUSSRです。ソ連の後継国家ロシアも経済を資源に頼っている
国であり、コモディティ価格上昇によりロシアの株価も好調です。
ゴールドマンもなかなかシャレが効いたネーミングをしますね。
<話題>商品価格急落、ゴールドマンのCCCP「買い」推奨打ち切りなどが影響
下げの最大要因は11日の海外商品市況急落だ。IMF(国際通貨基金)は原油高騰による世界経済の伸び悩みを指摘。過熱しているリスク商品への資金流入の流れが失速しユーロ、豪ドル、金、原油などが反落した。NYMEX(ニューヨーク商業取引所)のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物は3.5%の大幅安となり、S&P総合500種のエネルギーセクターは日本の石油セクターほどではなかったものの2%に近い下落を見せている。
また、米投資銀行ゴールドマン・サックスグループが原油、銅などで構成する商品バスケット「CCCP(原油=Crude oil、銅=Copper、コーン、大豆=Corn and soybean、プラチナ=Platina)」の「買い」推奨を打ち切ったことも手じまいを加速させた。
では今後も売り優勢の展開は続くのだろうか。実は4月18日は米国の確定申告最終日のため、「税還付金を受けた個人投資家が投信を買うという期待がある」(米系証券)とされ、再度いったんリスク資産に買いが入る可能性は否定できない。
ただ、2月以降に急騰したWTI原油などは1バレル=110ドルと08年9月以来の高値圏で、利益確定売りを誘発しやすい水準にある。ゴールドマンはリポートにおいて原油価格の5分の1が投機プレミアムと指摘しており、この先も手じまいに走る投資家が増えることは十分ありうる。これはほかのCCCPバスケット商品も似たような状況。価格動向には注意したい。なお、CCCPの構成比は原油40%、銅20%、大豆10%、綿花10%、プラチナ20%。(宮尾克弥)
提供:モーニングスター社
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20110412-00213801-mosf-stocks
CCCPがわからない人へ(動画)
http://www.youtube.com/watch?v=f2-zzmCmMVI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=jabj7W-Y8_w&feature=related