少し前の新聞で、インターネットの書き込みなどを通して、
被災地の治安情勢や原発事故に関するデマが広がっている、と書かれていた。
警察庁は「不安をあおり極めて悪質」とし、
都道府県警はネットに書き込まれた震災に関するデマ28件をサイト管理者に削除を依頼、
そのうち11件が削除された、とあった。
震災当初、海外メディアは秩序正しく、冷静さを保っている日本人被災者を賞賛していた。
このご意見に真っ向から反論をするわけではないけれど、
実際は茫然自失、ショックで大きな行動をとれないことが本当の姿だった、と私は思う。
大体、緊急事態発生時に暴動や略奪に有り余る力を発揮する?民族と、
日本民族とは根本的にメンタリティが違うのだ。
今回の震災ではあまり取り上げられなかったようだけれど、
実際、関東大震災の時にはデマや流言で多くの在日朝鮮人が亡くなっている。
阪神・淡路大震災の時にはその当時の記憶を生で聞いた人も多く、
内心穏やかではなかったと聞いた。
1868年に開港し、国際貿易都市を自認する神戸でもそのような有様。
不幸中の幸い、というべきか、実際には避難所等で上手くやっていたようだ。
今、私は原発について詳しく知りたいと思うけれど、次から次に様様なトラブルが発生している。
私のアタマでは、理解するための道は険しそう。(泣)