ゴールが見えないからこそ、ゴールが見えないのは、今のフェイズが復旧過程ではなく復興過程だからなんだろうなと思っています。元の状態のもどすのが「復旧」、新たな質と水準を加えるのが「復興」っていうのは、本当にその通りだと思います。原発、あるいは放射能との戦争は長期にわたると覚悟を決めなければいけません。「これは形を変えた戦争だ」その位の覚悟が必要だと思います。でも、先の戦争と違って、廻りはだいたい味方です。敵は人間じゃないし、勝つことは間違いないと思います。痛手は大きいとは思いますが、前の戦争は核の使用で終わりましたが、今度の戦争は核の不使用で終わります。個人的に、原子力発電の事を「核発電」と呼ぶとイメージが変わってくると思いますので推奨しています。