ポイント
米国株式市場の上昇と円安に押し上げられて、今日の日経平均株価は大きく上昇して始まりそうです。9,505円の近辺での寄り付きを想定しています。原発動向から目は離せませんが、新たな悪いニュースが飛び出さなければ、ザラバも堅調な推移が期待できると見ています。もっとも、上値を追う展開ではないと考えます。
米国マーケットの動向
日本の原発問題や中東・北アフリカ情勢の緊迫が続く中で、3月の消費者信頼感指数がコンセンサスを下回ったことが加わり、モタついてスタートしたダウ平均株価でしたが、すぐに上昇基調に転じ、81.13ドル、0.67%高で終えています。
VIX指数が6.58%と大幅に低下して、投資家心理が改善したことを示唆しています。
原油高でエネルギー関連に堅調な銘柄が多かったのですが、目を引いたのは原発関連銘柄であるGEの動き。フランスの電気設備会社を買収したこともあって0.56%上昇しています。
今日の日経平均株価は?
CMEの日経先物価格(円ベース)9,505円の近辺を、今日の日経平均株価の寄り付きのメドとみています。
日本の長期金利が上昇する中で、米国の長期金利が上昇したこともあって、ドル円が大きく円安に振れています。これが日経平均株価を下支えすると期待しています。
今日は2月の鉱工業生産動向が発表されます。
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