映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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原発事故にらみ

8月28日の日経平均は9478.53(-57.60) 雲 転換線の上だが、基準線9545の下、ボリンジャーはマイナスσの内側、MACD RCIは底打ち。上昇基調に転換できないままもちあいが続いている。

ダウは12197.88(-22.71)雲 基準線 転換線の上、ボリンジャーはプラスσにはまだとどかず。 MACD RCIは上昇。上昇基調だが勢いは乏しい。

ドル円は81.70 雲の下、基準線 転換線の上、ボリンジャーはマイナスσの内側、MACDは上昇。規準線の上で一応円安方向だが、ボリンジャーはなお上昇には転じていない。

ダウは一服しているが、基調はなお上昇。中古住宅販売、個人消費などの回復も予想を上回っており、月初の経済統計が期待される。日本の方は、原発事故の行方が不透明で、上昇に転じることができないでいる。原子炉を大量の水で冷やしながら、汚染の拡散を防ぐという極めて困難な作業であり、さらに重大な汚染拡大がおきる可能性が否定できない。なんとか封じ込めができるかどうか、見通しがたつまで上昇はのぞめまい。
地震、津波の結果とはいえ、世界で最も安全とされてきた日本の原発が、放射能汚染を起こしたことは、世界的に深刻な意味をもっている。短期的には原油の上昇高止まりが進み、長期的には原発ばなれ、代替エネルギーの開発が進むことは避けられまい。政治の上では、自民党が党員のつきあげにあって、協力姿勢に転じつつあると報じられているが、当然だろう。未曾有の国難に直面し、もはや足を引っ張っている時ではない。一刻も早く、強力な救国内閣をつくることが政治の課題であり、それができれば、国民の結束によって、山積した課題を片付けるきっかけになる可能性がある。逆にそれができなければ、日本はふたたび長期の停滞に落ち込む可能性もある。
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