あさっての投資家さんのブログ
どっちにすべき? インデックスファンドか、ETFか ②
前回
http://minkabu.jp/blog/show/320531
に引き続き、従来型インデックスファンド(以下、インデックスF)とETFとの比較対決。
前回は比較しやすい手数料を比べましたが、今回は もう少し視野を広げて比較しよう。
注文
ETFには指値・成り行きが利くが、
インデックスFはそれができない。
しかし、これでETFが有利とは言い切れない。
なぜなら、ETFは必要以上に高く買ってしまう危険があるからだ。
これは、ETFにおいては
実際の指数の値と、売買価格のズレが生じるからだ。
ここで大証の、乖離率を見てみよう。(※2)
2011年3月4日の南ア40連動投信は、何と-6.12%もずれている。
-6.12%のズレが生じた為、購入した人は得をしたが、逆に売却した人は損をしているのだ。
6%の差はでかい。例えば手数料で6%も取ったらボッタクリだ。
一方インデックスFは、平日ならほぼ毎日基準価格を算出し、
それにあった金額分だけ購入・解約する仕組みなので、こんなリスクはほとんど発生しない。
ここは安全を取るか、乖離を逆手に取って得をするかで意見が分かれるだろう。
無知であれば損をする。これはどの世界も同じだ。
積立て購入
インデックスFは普通のファンドと同じなので、毎月の投信積立が出来る証券会社は多いが、
ETFで積立(るいとう)を用意している会社は少ない。(一部の大手証券ぐらい)
よって、ここはインデックスFに軍配を上げよう。
…ここから忘れがちな点に入りたいけれど、いやはや、長くなってしまった。
なので次の日記
http://minkabu.jp/blog/show/320631
に書きました。
読んでくれている方に感謝、感謝!
※2 大証のETF乖離率 (PCサイト)
http://www.ose.or.jp/market/trading_data/etf
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