映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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雇用統計は改善

3月4日の日経平均は10693.66(+107.64) 雲 基準線 転換線の上、ボリンジャーはプラスσの手前、MACD RCIは底打ち。上昇基調になりかかっているが、直近高値10754を抜けられず、プラスσにも手が届いていない。きちんと上昇基調になるにはもう一段の上げが必要だがコマのような足になっており、まだやや力不足。

ダウは12169.88(-88.32) 雲 基準線の上だが、転換線12186を割り込んだ。ボリンジャーはTPの近辺。MACD RCIは底打ち。基準線を回復したものの、直近の高値を抜けずに反落、転換線を割り込んでおり、ボリンジャーもプラスσに届かず。転換線、基準線をまたいだもみあいが続いているが下値も底堅い。

ドル円は82.31 雲 基準線 転換線の下。 ボリンジャーはTPの近辺、MACDは反転。上値をトライしたものの、82.42の雲の下限近辺に押し戻された形。下値は切りあがっており、ドル高円安方向へ動きつつあるものの基調転換にはいたらず、というところか。

週末の日米株価は、上昇基調をきちんと取り戻すところまではいかずに足踏みした。アメリカの雇用統計が最大の伸びになったが、週明けにこれを素直に好感すれば、目先上昇基調を取り戻せると思われる。週足をみるとダウも日経平均も、RCIは天井圏で下降気味、そろそろ上げ疲れがでてきてもおかしくないところだが、基準線の上転換線近辺を維持しており、週足MACDも上昇しているため、中期的な上昇基調はなお続くことが期待される。

問題は、中東情勢と、日本では政局のリスクだろう。リビアについては、かなり悪材料を織り込んできたと思われるが、サウジなどに混乱が波及すれば、市場に新たなインパクトがあるに違いない。一方日本の管政権のていたらくについては、もともと市場はあまり現政権に期待をしていないようなので、むしろ解散総選挙なり、首相交代のほうが市場には好感されるかもしれない。アメリカ経済の回復が着実にすすんでいくようならば、こうした政治的要因が具体的な経済指標ー原油や金利に反映してこないかぎり、底堅い地合いがつづくのではないかと思いたい。
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