スケアクロウさんのブログ
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今日のマーケットを振り返る 2月22日
今日は外出していたため、簡単なご報告で失礼します。
リビアの混乱を背景に、日経平均株価は大きく下落しました。果たして、この下落はこれまでの上昇基調からの本格的な転換の端緒となるものか、それとも一時的な調整にとどまるのか? 興味深いところですが、私は一時的な調整にとどまるとみています。
112円安で寄り付いた日経平均株価は下げ幅を拡大して、前場終了前には217円安をつけました。その後下げ止まりを見せたのですが、停滞局面が続き、192.83%、1.78%安で大引けとなっています。
リビア問題に加えて、ムーディーズが日本国債の格付け見通しを下方修正したことが、銀行株にショックを与えたことも大きく影響したようです。3.62%の急落となった三菱UFJフィナンシャルグループのザラバの動きがそれを示唆しています。
リビアの問題は深刻で、中東・北アフリカ情勢が落ち着きを取り戻すには時間がかかりそうな様子です。しかし、株価は一度大きく織り込んでしまえば、下げ止まる可能性が高いと考えています。
英国の株価を見ると、大きく下げた後は落ち着きを取り戻しているように見えます。
GLOBEXのダウ先物価格も同様の展開です。今日のダウ平均株価のザラバの推移に注目しています。
リビア問題が、FRBの金融緩和政策に重大な見直しを迫るようなことはないと見ていますので、影響は一時的と考えていますが、もし中国の民主化要求の高まりといった事態になれば、話は全く別になります。
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