モウ山 ウシ象さんのブログ

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負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望16

先週のFXは、いくつかの通貨ペアーで売り買いをし、少しだけ利益が出た。週末、ユーロ円で、ユーロを売り、少し含み損が出ている状態です(終りで過ごし下げるかと思ったが、そのまま上昇して引けた)。
ECBの偉いさんのビーニ・スマギという輩が、インフレ圧力に対応するために、利上げの準備があるとの発言に、ユーロが上昇し、対ドルで、1.3700目前まで上昇、最近の高値が、1.3800付近なので、ここを抜いてくると、その前の高値、1.4000くらいまでの上昇があるかもしれない。
どうやら、市場参加者は、ビニール・スマギ氏の発言に、過剰に反応したようである。

これはイギリスのことであるが、イギリス中央銀行のキング総裁は、目標インフレ率の2パーセントを超えた状態であるのにもかかわらず、利上げを見合わせている。これは、インフレというよりも、先進国では、好景気による需要の発生ではなく、資源高による、モノの値段の上昇によるもので、イギリスは、失業率が悪化しており、イギリスは緊縮財政策もとっているのである。先進国では、景気が改善しないが、新興国においては、景気が良い状態にあるのは確かだろう。それで株価が上がっている。
国内の景気が上向いていないのにもかかわらず、利上げなどは、まったく、あり得ないことで、ユーロ圏では、状況は、単一国家のイギリスよりも、状況の把握が難しいはずであり、この状況で、利上げがあるとは、到底考えられない(利上げがあると主張する向きは、リーマンショックの時でも、ECBは利上げを強行したことを、例に挙げているのであるが、リーマンショックの際、ECBが利上げしたことで、さらに景気を下押しさせたと批判が巻き起こったことには、目を閉じているのである)。
また、ビニール・スマキ氏は、利上げの準備があると言っただけで、実際に利上げをするとは言っていないのである。おそらく、ユーロ圏も、多くの国において、緊縮財政策をとることになるというよりも、実際に、そうなっている国もある状況であり、景気を冷え込ませる、利上げを行うことはないだろう(スマキにして、太平洋にほり込んでやるぞ!)。
利上げ観測で、振り回される為替市場の状況がさらに続きそうである。
<為替市場>
ドル円    82.15~84.20
ユーロ円   112.50~114.50
ユーロドル  1.3550~1.3850
実際に、利上げ観測で上げ下げする相場なので、レンジ相場を予想している。利上げするか、しないかは、判断がつきにくい(したら、その国の通貨を会で付いて行くほうがよいだろう)。アメリカの緩和政策(QE3)も、ないとは思うが、QE2の月々の国債の買い入れを減額し、6月の終了を先延ばしにして、様子見をするとの見方もあり、注意が必要である。イギリスも、ユーロも必ずそうなるとは言えないところに、その難しさがある。
重要指標は、週末に、イギリスのGDPが発表されるので、現在、ポンドはかなり買われているので、週末にかけて、売り込まれるかもしれない(ドルで、1.600くらい、ユーロでは1.8000くらいまでは売り込まれるのではないかと考えているがさてどうなりますことやら)。
ユーロ圏、アメリカの経済指標の重要なものが、入り混じっているので、為替も、上げ下げするのではないか?
円はユーロとドルとが買われにくい時に、買われる傾向にあるので、少しは戻るかもしれない、上下の節目あたりで、逆張りがよいかも?
重要指標は2月21日(月)に、ユーロの指標が出るが、アメリカは休み。2月22日は、アメリカの住宅関連の指標。2月23日にユーロ圏の指標とアメリカ中古住宅販売件数。2月24日にユーロ圏の指標、アメリカ新規失業保険申請件数と新築住宅。2月25日に、イギリスとアメリカのGDPというように、かなりめまぐるしい。
ユーロとドルとが買われにくいとなると、円が少しは強くなるかもしれないな。
しかし、円は弱含みそうなので、ウシ象ポジションの取り方を間違ったかな?
あと、ユーロの下げは、ECBの翌日物貸出残高急増で、金融機関が危ないのではと考えられてのものであるが、実際は、アイルランドの金融機関が、その資産売却に伴い、手続き上、翌日物の借り入れが必要であったらしく、そのために起こったことで、そののちユーロは、値を戻している。
<株式市場>
日経平均  10500~11000
楽観論が幅を利かせているが、トピックスが、ある程度、下落し始めている。つまり、個別銘柄で、調整が始まっているようである。割安株、出遅れ株などが、狙い目であるが、下落した業績好調株なども、ねらい目かもしれない。
ウシ象は、出遅れていた2部上場のアオイ電子とJQのSANTEKを新規で買っていたのであるが、少し上がってくれているので、うれしい限りである(株は買値によるね。ヘリオスはイマイチ。)。長期では、明星電気を買ってみようかと考えている(そろそろ復配があるかもしれないし、ここは、投資グループが筆頭株主なので、どこかで株価を釣り上げてくるのではないかと考えている)。それと岡部もいいかも、利食いが出ないかな(希望的観測)。
利食いをしたり、下げたところで買い戻したり、大体、朝にどれぐらいの値幅があるかを考えて、買い増ししたいときは、指値で買うようにしている。
みんかぶの売り買い予想機能は、あまり役には立たないね。銘柄の紹介にでもつかおうか。
ここで、ちょっと怖いおはなし
最近、テレビ局には、幽霊が出るらしい。
一番ひどいのが、テレビ朝日で、次が、フジテレビ。
テレビ朝日には、開かずの会議室AとBというものがあり、そこでは、日夜、ドラえもんの作者、フジコ・F・フジオとクレヨンしんちゃんの作者、臼井儀人さんが、イタコにより、死者の世界から呼び出され、恐ろしいことに、マンガを描かされているのである(まだ、放送が続いているのがその証拠である。テレビ朝日は、そのおかげで、大儲けである。決して、面白くもないバラエティー番組や、給料の高い、あほな女子アナのおかげではないのである)。
「眠らしてクレヨン」
「それしきのダジャレで、笑いに飢えたお子様たちが、満足するものか。これでも食らえ」
ビシ、バシ
「ぎゃー」
「こっちへ来い。焼きゴテを押し当ててやる」
ジュー
「ぎゃあ~」
というぐわいにである(フジテレビは長谷川町子である。あしからず)。
あ~、ウシ象のモウ想が掻き立てられる。開かずの会議室では、どのような拷問が繰り広げられているのだろうか。覗いてみたいが、見たが最後、生きては帰れない恐怖の死者の世界。あ~、行きはよいよい帰りは恐い、怖いながらもという奴である。

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