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今日のマーケットを振り返る 2月16日
ポイント
ダウ平均株価が続落したにもかかわらず、日経平均株価は3連騰となりました。円安に振れた為替や、スタート直後に調整色を強めた上海総合指数がすぐに持ち直したこと、1月の小売売上高がコンセンサスを下回ったにもかかわらずダウ平均株価の下落が小幅にとどまったことなどが、日経平均株価を押し上げたとみています。現在のところ米株先物は堅調に推移しており、今日のダウ平均株価は反発が期待できそうです。
今日の日経平均株価を振り返る
12円の小幅高で寄り付いた日経平均株価ですが、すぐに上げ幅が拡大に転じ、後場には一段と上昇しました。大引けにかけて利益確定の売り圧力が多少強まったように見えますが、61.62円、0.57%高で終えました。
ダウ平均株価の下落を意識したように小幅な値動きでのスタートとなったのですが、前日に比べて円安に振れたドル円がマーケットを支えたように見えます。
ダウ平均株価は、注目の1月小売売上高がコンセンサスを下回った影響を勘案すれば、思いのほか小幅な下落にとどまっており、上昇トレンドが崩れていないことが、日経平均株価に安心感を与えたのではと考えています。
午後に入ると、スタート直後に軟調な局面が見られた上海総合指数がすぐに持ち直したことや、米株先物の堅調な展開がマーケットを一段と押し上げました。
海外市場の動向
アジア市場はマチマチですが、香港(+1.12%)、上海(+0.86%)の上げが目立ちます。その他は小幅な値動きでした。
欧州市場は上げが優勢です。下げているのはスイスとノルウェー。ただし、全体的に小動きです。
GLOBEXではダウ(+34ドル)、ナスダック100(+6.50ポイント)ともに堅調な推移です。
今日は1月の住宅着工件数と建築許可件数、そして1月の生産者物価指数が発表されます。加えて、原油在庫統計、1月のFOMC議事録などが公表されます。
経済指標が続きますので予断は許しませんが、今日のダウ平均株価は、前日の反動もあって、堅調な推移が期待できそうです。
前日大引け後に事前予想を上回る利益と利益率を5発表したデルが、時間外取引で6.83%の急騰を見せています。加えて、先ほど好決算を発表したコムキャストも時間外取引で2.2%上げています。
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