「2402 アマナHD」、好決算だぞ!臨時増配だ!

siozukeeeeeeさん
siozukeeeeeeさん
私の注目銘柄「2402 アマナホールディングス」(http://amana.jp/ )の決算発表が出ましたね。
客観的に言って、好決算だと思います(笑)
( )内は前期比です。


売上高 11,931百万円(0.1%増)
営業利益 784百万円(12.8%増)
経常利益 702百万円(20.9%増)
当期純利益 537百万円(90.9%増)
1株当たり当期純利益 108円14銭

で、平成23年度12月期の業績予想がこちらであります。

売上高 13,100百万円(9.8%)
営業利益 800百万円(1.9%)
経常利益 700百万円(△0.3%)
当期純利益 250百万円(△53.5%)
1株当たり当期純利益 50円27銭

平成22年12月期 決算短信
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110215/6p5365/140120110202024845.pdf

平成22年12月期の業績予想と実績値の差異及び剰余金の配当に関するお知らせ
http://ir.nikkei.co.jp/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110215/6px7mh/140120110215036985.pdf

好業績でありながら、今日の株価を見ましたら、今日は(も?)押し込まれておりますね。
もうこれに関しては、この株価帯で大株主が売りで勝負してしまっておりますから(もしかしたら某外資だけではないかも知れませんね)、この保有株を100株残らず食い尽くして壊滅させるまでは、永遠に株価の上昇はないでしょう。
来たれ!優待狙いの100株現物長期ホルダー!
売りで勝負した大株主を、ピラニアのごとく食いまくれ!であります(笑)

ちなみに株主優待は、こちらでありますよ(笑)

保有期間に応じて、
(1)「写真の町」北海道東川町の産地直送の新米 及び
(2)自社取扱い写真コンテンツを用いたオリジナルカレンダーを贈呈
100株以上
保有期間1年未満 (1) 2kg 及び (2)
保有期間1年以上 (1) 4kg 及び (2)
保有期間3年以上 (1) 6kg 及び (2)

私は優待と配当をもらいながら、気長に放置プレイです(笑)

さて、では決算の内容について、私なりにコメントしておこうと思います。
私が語るのは、来期の業績予想についてであります。
つまり売上の約10%増という数字についてであります。
単純にざっくりと、アマナHDをアマナ(http://amana.jp/#/amana )、アマナインタラクティブ(http://amanainteractive.jp/ )、アマナイメージズ(http://amanaimages.com/indexTop.aspx )に3等分しますと、私が考える10%増の配分は以下の通りであります。
アマナ 25%増
アマナインタラクティブ 15%増
アマナイメージズ 10%減
3等分したこれを平均しますと、10%増になるかと思うのであります。

まずアマナイメージズの10%減でありますが、これは業界におけるウェブ2.0化(マイクロストック化)の侵攻が一気に加速するのではないかと考えるからであります。
この環境の中で、アマナイメージズがどんな対応をとりうるのかが、焦点になって来ると思うのであります。
商品を買ってくださいと言えるのは、商品を買う側にその商品を利用した市場があることが前提です。
ここ数年で始まったウェブ2.0化は、入口(ウェブ2.0を利用するシステム)だけが先に出来、出口(ウェブ2.0を利用した商品を、売る市場)の方はまだ未完成であります。
出口が出来るのは時間の問題だとは思いますが、自ら出口を構築する努力も必要であります。
自ら出口を作ってみることで、他者が作る出口についても理解が深まるからであります。
タグストック(http://tagstock.com/ )の商品を利用したビジネスを、自ら立ち上げること。
私は今期中に、それを3ビジネスくらいは検討して欲しいと思います。
そうすれば、23年度12月期は減収でも、24年度12月期くらいには、反攻開始が可能なのではないかと、私は考えるのであります。

次にアマナインタラクティブの15%増であります。
15%増というのは、何かを成し遂げないと出来ない数字であります。
景気が良くなったからとか、偶然に大口の顧客を獲得したとかいうレベルでは達成不可能な数字であります。
どうすれば良いのか、澤社長に一任であります。

ちなみにまだまだ売上には遠いのですが、電子出版には期待しています。
これは「ウェブ2.0化」の以前の技術革新、「デジタル化」がベースになった事業であります。
これは撮影機材のデジタル化という入口が先に出来ていて、出口(市場)の方がようやく今出来たと言うことであります。
アマナインタラクティブにとってチャンスなのは、出口側の企業が、まだデジタル化の対応が十分に出来ていないということであります。
アトモスフィア(http://atm.amana.jp/help/ )のように、出口への進出は良い判断だと思います。
恐らくアマナインタラクティブとしては最初で最後の、千載一遇のチャンスなのですから、第2弾第3弾の企画もお願いしたいです。
アトモスフィアについて言えば、アマナイメージズやタグストック、フォトログ(http://fotologue.jp/ )にも告知広告を出して欲しいものであります。
潜在読者は、まさにそこに居ると思いますよ。
また当然これは、外国語版も出すのですよね!
ビッグビジネスになるかどうかは、そこにかかっていると思いますよ(笑)
ちなみに広告業界側から出版業界側へ進出出来た以上、出版業界側が技術革新への対応が済んだら、逆に広告業界側へ進出してくる可能性も十分にあると思います。
業界を横断した企業間競争への覚悟も、必要だと思いますよ。

最後に単体個別のアマナについてであります。
ここが売上25%増くらいを達成しないと、ホールディングス全体で売上10%増は不可能なのではないかと、私は考えます。
そして25%増は、私はこの企業のビジネスモデルと人員の能力を見る限り、それは十分可能なのではないかと考えております。
ただし、それに見合った人員採用と育成を進めなければ、スタッフの疲労が蓄積し、1年限りの成長で終わってしまうと思います。
対応をお願いしたいものであります。

というのが、私の今期の予想であり、決算へのコメントであります。
さて、売上10%増の内訳について、アマナHDの経営陣はどう考えているのか、株主総会でぜひ教えて欲しいものであります(笑)

最後になりましたが、昨年度はアマナHDの皆さん、本当にお疲れ様でした。
すばらしい決算だと思います。
今期もどうぞよろしくお願いいたします!


またiPhone/iPad向け美術鑑賞アプリ「世界美術館」シリーズ、「アマナイメージズ 世界美術館#3 ウフィツィ美術館」がリリースされているのであります(笑)

http://amanaimages.com/app/

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