調整さけられるか、エジプト情勢が懸念

2月2日の日経平均は10457.36(+182.86) 雲、転換線上、基準線10401を回復。ボリンジャーはTPの上、MACD RCIは底打ち。週足も雲の上限10242で反発上昇した形で、週足ボリンジャーはプラスσ近辺。調整入りが回避できるかどうか、という局面にある。 

ダウは12036.00(-4.16)雲、基準線、転換線上、ボリンジャーはプラス2σの近辺、MACD RCIは天井圏を維持。今日は小動きだが昨日の大きな上昇で再び上昇の勢いを取り戻した格好である。

ドル円は81.54雲、基準線、転換線の下、ボリンジャーはマイナス2σ81.43を下に切りそうなところにきている。 MACD RCIは下降。週足ボリンジャーもマイナス2σ近辺。すっかり円高ドル安の基調になり、勢いが強い。

アメリカのADP雇用統計は予想を上回り好調。雇用統計も期待できそうだ。しかしエジプト情勢はムバラクが権力にしがみつく様子をみせており、中東和平の要の国であることから、リスク回避の動きによる円高が急速にすすんでいる。円高の動きが続くようであれば、日経平均の頭が抑えられるであろう。
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