<月例経済報告>7カ月ぶり上方修正

ぬこさん
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与謝野馨経済財政担当相は21日、1月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。景気の基調判断について、「足踏み状態にあるが、一部に持ち直しに向けた動きがみられる」とし、10年12月の「このところ足踏み状態にある」から上方修正した。エコカー補助金の終了に伴う自動車生産の落ち込みが底打ちしつつあるためで、上方修正は昨年6月以来、7カ月ぶり。 与謝野経済財政相は閣僚会議後の会見で「やや明るい兆しが見え始めた」と述べたが、景気の先行きについては「経済は生き物なので(回復は)そう簡単にはいかない。次の月例経済報告まで大きな変化はないと思う」と慎重な見方を示した。 主要項目別では生産を「下げ止まりの兆しがみられる」と1年7カ月ぶりに上方修正した。自動車は昨年9月のエコカー補助金打ち切りで生産が大きく落ち込んだが、このところ持ち直しつつある。一方、個人消費は「持ち直しているものの一部に弱い動きもみられる」とし、設備投資、輸出などとともに判断を据え置いた。 景気の先行きについては、「海外景気の下ぶれ懸念や、為替レートの変動による下押しリスク」を指摘した。yahooにゅーす>
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