正直なところ、米国株式市場の強さは予想外でした。この強さをそのまま反映した日経平均株価の推移を想定するのは多少不安があります。ザラバは堅調な推移を前提としながらも、後場の米株先物の推移を見ながら、多少警戒的に臨みたいと考えています。
米国マーケットの動向
1月のニューヨーク連銀製造業景気指数やNAHB住宅市場指数がコンセンサスを下回り、シティー・グループの決算がコンセンサスに届かなかったことを無視するかのように、ダウ平均株価は50.55ドル、0.43%上昇して終えています。
牽引役は、ボーイング、キャタピラーなどの景気敏感セクターであったようです。
加えて、大引け後にはアップルとIBMが相ついで好決算を発表しています。CEOの療養休暇ということで、一時6%以上下落していたアップルは大引けまでに2.25%まで下げ幅を縮め、引け後の時間外では1.54%の上昇に転じています。IBMも時間外で2.87%の大幅高で推移しています。
今日の日経平均株価は?(その2)
すでにお伝えしたように、CMEの日経先物価格(円ベース)10,590円の近辺での寄り付きを想定しています。
ただ。先物の様子から見ると、予想よりも低いスタートになりそうです。
今日は11月の第3次産業活動指数の他、東京製鐵など7社の決算発表が予定されています。
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