株を売買する時、悩むこともあります。
私の場合、景気のサイクルによって決断するまで
熟考する時もあれば、さっさと行動に移す時も
あります。
しかし、新たに買う銘柄の場合は、下調べは絶対に
していますし、過去の業績や将来の利益予測を
考えた上で行動しています。
闇雲に買って保有を続けられるほど株は簡単では
ありません。
過去の売買を振り返ってみると、景気がいい時、
株価が好調な時は売買が増えます。
多少、間違った取引をしたとしても地合いが良ければ
業績に関係なく上がっていきますし、精神的にも楽
なのは確かです。
逆に、難しいのが景気が悪い時の買いです。
景気が悪い時は時間をかけて熟考しても株価が頻繁に
動くわけではありませんし、大きく上がることも
ありません。
極端な場合、上方修正を出しても反応がない時も
あるのです。
じっくりチャンスを待てるのですが、買った後も
ズルズル下がるのが悪い時の相場です。
加えて、こういった時期に決断する場合、頭の中で
成功すると感じる割合と失敗すると感じる割合は、
良くても5対5くらいなのです。
どんなに好条件が揃っていても、頭の中で
「これは絶対買いだ!」というものが湧いてこない
のです。
ここはつらい時期ですが、自分を信じて我慢しか
ありません。
乗り越えることができれば、景気が回復してきた時
株価が上昇に転じた時、最も儲けられることができます。
良い相場の時期は群集心理もムードも絶好調なので
頭の中で、勝つ、負けるの割合が8対2、もしくは
9対1くらいまで上がります。
世の中全体が明るくていい話だらけですし、株価も
好調なので、自分の脳と心が押せ押せムードになって
いくのです。
株というのは将来の利益を先取りするゲームだと思って
いますが、景気が悪い時、市況が悪化している時に
実践するのは相当な気力が必要です。
http://saig.livedoor.biz/archives/2021188.html
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