投資先はどのように選べばいいか? その2

坂本彰さん
坂本彰さん
前回の続きです。

今回は小売店以外にも投資をしたいと思う会社と
投資をしたくない会社を紹介いたします。

まずは投資をしたいと思う会社から。

1 ブランド力のある会社

2 常に購入しないといけない商品、
  サービスを提供している会社

3 ニッチな業界のトップシェア会社

3つを書きましたが、どれも共通しているのは
利益を比較的稼ぎやすい会社になります。

毎年黒字になり、売上や利益が年度ごとに大きく
崩れたりしない会社は持っていて安心感があります。

インフレを価格に転換できる力もあるため、経費が
増えても利益を圧迫するまでには至らないのです。

その中で、毎年売上や利益を伸ばしている銘柄は
株価もついてきます。

次に、投資をしたくない会社ですが、

1 景気循環株

2 企業間競争が激しい業種の会社

3 薄利多売の会社

こちらは先ほどと全く逆で、売上や利益が年度ごとに
大きく変動する会社になります。

意外と知られていないのが自動車業界ですが、
これはブランド力があっても景気循環株になります。

数百万円もする車は非常に高額な商品ですので
景気が悪くなると買う人が少なくなります。

車検をもう一回延ばしたりして、買い控えをします。

そうすると、売上は前年比マイナスになりますし、
在庫や人件費など経費がかさみ、利益は急減します。

そうなると株価も一気に落ち込みますのでご注意ください。

他にも知名度が高い会社はたくさんあるのですが、
景気循環株タイプがとても多いです。

その見分け方は、過去5年分くらいの業績を確認して
みてください。

好業績報道を聞いて購入したが、数年後に株価は買値の
数分の一になってしまい、塩漬け銘柄となるケースは
景気循環株を保有していると考えられます。

年度ごとに利益額にバラつきがある会社、ある年に
赤字に転落している会社は、このタイプです。

以上、投資初心者が最初の銘柄を選ぶためのポイントを
紹介させていただきました。

http://saig.livedoor.biz/archives/2018354.html

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