円安に急変、今後の憶測と自論

minnsann123さん
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ドルが83円を超え、ユーロも108円を超えた。全面的な円安。

株価は、2日間10500円余りの横ばいを続けている。

円高と株高のセットで上げてきた相場だったが、これだけ円安になると、上げる業種と下げる業種が、これまでと様変わりすることになりそうだ・・・。

以下、素人の見方・憶測

A 円高で株価が上がるのは、日本株に信用ありと判断し、日本株への出遅れ感で金余り国からの買いが入り、日本の過熱を生むから。
しかし、円高なので、輸出が主の企業、業種は業績が伸びないので、割高株になっていくが、買いは収まらないので、過熱が続く。

B 円安で株価が上がるのは、輸出関連業種が日本経済を支えているので、業績が利益に直結し、株価が上がる。株価が上がるかまたは上がりそうだと、外国資本から日本株への投資がされるので、株価が上がり続ける。

上がる要因だけでみると、上記のように単純化されるが、いつ過熱状態(バブル)がはじけるかは説明できない。そこで、それぞれの場合で、下げる要因を見ると、
A 日本株の信用が薄れると、下げる。金余りの行き先でもっと有利なものが出ると、資金引き上げで下がる。
 また、輸出がしにくい要因が発生すると割高感が急騰し、株価の急落を招く。
B 円安になっても、輸出対象での競争激化や、原材料価格などで競争力低下になると、業績が伸びずに、資金は他に流れて、株価が下がる。
 また、外国資本の引き上げが起きると、デフレに陥り、株価は下がる。

両ケースとも、一部の要因だけで考えているので、間違いや不足だらけだと思うが、こうやって書いてみると、円高と円安では株価を上げるプロセスが逆だと言うことになる。つまり、信用から株価が決まってくるか、業績から株価が決まるか、だ。
以上がある程度あてはまるなら、今後の円安傾向では、業績がよいか、資本・設備投資などに資金を充ててきた企業・業種が株価を直接上げていくことになる。

ここまで書いてきて、「だから、今後はどうなんだ」という、単純な自問がわいてきた。素人の「無い」知恵を絞るような持論は、終わりにしよう・・・。

円安も一時的なのだろうから、基本的な上げ相場が今週は続いている、だけなのかも知れない。あるいは、急騰後の急落の前兆になるのかもしれない。
明日、急騰すれば、買い終了すべき銘柄を検討する、利確をする、など、忙しくなるかも知れない。(円安がもし進行すればその程度にあわせて検討する)
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