NERU8さんのブログ

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2923-コタについて

予想銘柄をずっと予想したまま放置していたので、とりあえずコタについて書いてみます。

コタのEPSは2010年から2001年までの10年間で毎年平均14.5%で成長を続けている。
20年間保有するとしたら、このままのペースで利益を上げ続けると2030年のEPSは992円となり、平均取得金額697円で購入した場合、2030年には購入金額に対して142.3%の年間利益を上げる計算になる。

コタは10年間の長期にわたり継続して利益を上げ続けている企業なので、不動産などと同様に収益還元法によって価値を評価することが出来る。
コタ1株を債権とみなすと2010年のEPS66.1円を企業向け長期金利1.5%で割り、コタ1株あたりの収益還元価値は税引き前で4436円、税引き後で1653円となる。

現在の株価は700円台を数年にわたって推移しているが、この水準は2006年度のEPSの45.79で計算した税引き後の収益還元価値795円より低い水準であり、その後EPSは4割増加しているにもかかわらず、市場は2005年から利益が増加していないと評価しているのと同じことになる。

次に、平均取得金額697円で購入し、2030年まで保有した場合の割引現在価値を求めてみる。
コタは長期にわたって継続的に収益の増加を続けているため、業務上のリスクは無いと考え、割引率は金利とインフレ率の和である6.4%をそのまま用いると、20年保有した場合の割引現在価値は41.3%となる。

ここから41.3%の割引現在価値と10.4倍の株価収益率を持つ、一株697円の企業の株式の本質価値はそれぞれをかけて3038円と計算することが出来る。
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