ファンダメンタルズアプローチへの疑問

[はるるっぴさん]

ひとりごと日記です。

先日、ひさしぶりに証券会社の見学に行った。
お客様と証券マンと商談をされていた。

ご年配のお客様らしい人が聞いていた。

「要するに、わしは、来年株が上がるのか、下がるのか知りたい。」
「難しい話はいらんで～」
「結論を教えてくれ～」

証券マン答えていた。

「わかりません」

お客様は、また聞いていた。

「株が上がるのか、下がるのかそれだけでいい。」

証券マンが疲れた表情で

「だからわかりません！」(^_^;)

と言っていた。

証券会社にお勤めの方もご苦労が多いようです。


さて

伝統的な長期投資家は
ファンダメンタルズアプローチをするときがあるが

今は、通用しない。

「グローバル優良企業」買い持ち
「内需苦戦企業」売り持ち

または

「１番手」買い持ち
「３～４番手」売り持ち

昔は、このようなロング＆ショートで成功するときもあった。

ヘッジファンドで言えば、「株式中立戦略」になる。

いいモノ（たとえば財務内容の良い企業）を買い持ちして
悪いモノ（たとえば財務内容の悪い企業）を売り持ちする

しかし、この株式中立戦略をとっている
ヘッジファンドの運用成績が良くない。（悪い）

株式中立戦略は、株式相場がファンダメンタルズ通りになっていれば
成功するが、損しているので

昨今の株式相場は、ファンダメンタルズを反映していないと思う。

経済情報ニュースなどで、ミニバブルと言った表現を聞いたが
そうかもしれない。

少なくとも、わたしの知る長期投資家たちは
ブルトレンドの可能性を予想しても
「買い」スタンスをとっていない。

現物市場もスカスカなので、外国人が先物で、攪乱している。
短期の株価動向は、知恵と実力（お金）のある
大物ヘッジファンド様の御心次第のところ。

ただ、NINJAローン（簡単に書けば信用のない人へのローン）や
ハイブリットローン（変動型）の金利のリセットが
来年の中頃に来るので、これも注意を要する。

未体験の金融緩和と株価形成との関係が多くの人にとって
わからないので、株価は不安定な動きをしやすくなる。

FRBの金融緩和
金（ゴールド）の価格も

未体験のゾーンに突入している。

金融危機の霧が晴れるまで、
ファンダメンタルズアプローチは通用しないかもしれません。

日経平均株価に影響のあるユニクロの株価も
普通に買われれば、7000円くらいだと思う。
だから割高予想をしています。（あくまでも個人的な考えです。）

みんかぶ予想は違う。

いろいろな考え
いろいろな計算方法があってもよいと思う。

ユニクロの衣料品は、おすすめです。
プロのクリーニング会社の経営者も
「少しシワが残るけど、許容範囲」と言っていた。

ファンダメンタルズから見れば
「需給」で買われやすい銘柄もある。

その反対もある。

個別銘柄の話は別として
これからの株式相場は
ファンダメンタルズ通りにならないことを再認識したい。

いずれ、欧州も金融緩和する可能性がある。
そうなると、また株価が上がったり下がったりするかも。

しかし、いきつくところはファンダメンタルズになる。

まだ先になると思いますが
多くの投資家が、金融緩和に限界があると気づく前に
注意が必要だと思う。

わかる人は、今のうちから対応すべきでしょう。


おしまいです。


PS．

今年の日記は、これでおしまい。
株価の波乱はあると思うので、引き続き注意したい。

来年は、厳しい現実もありますが
チャンスがあれば強気の予想もしたい。

時間の関係で日記の数は少なくなると思います。
新人ちゃんの教育もちょっぴりしている。

わたしの話を聞いてわからないところを
出身大学の経済学部の先生に聞いてもわからないらしい。

結局、わたしに聞きにくる。

…

まわりの異見を無視して
年末年始、上海の知っている人に会いに行くか
それとも香港に行くか予定していましたが

休みがとれずあきらめました。

上海の知っている人は、とても上品な上海人（男性も女性も）で
わたしのお気に入りの方です。（いい人です。）

上海に行く人がいれば
上海リニアモーターカーと上海博物館がおすすめです。
本物の雑技団を見たければ、北京です。

あと、もちろん上海美食ですねぇ～（個人的な考え）

来年が、少しでも良い年になるように祈りたいです。

[sariさん]

こんばんは

お元気ですか？
私はここ最近詰まんないことでしょげてました・・・・
どうでもいいことでした。。ｼｮﾎﾞﾝ・・　今は元気でました。＾＾

今年はいろいろためになることを読ませていただきました。
本当にありがとうございました。

来年もご活躍を期待しています。

良いお年を。。。。