日中戦争知られざる真実—中国人はなぜ自力で内戦を収拾できなかったのか日中戦争では、捕虜になる日本の兵士が少なかった。それは日本の兵士が自殺をしたから。中国に捕まればひどい拷問に遭うことがわかっていた。だからこそ、捕まるよりは自殺を選んでいた。見せ物にされて恥さらしになるのを避けるという意味もあった。中学で見せられた第二次世界大戦のビデオ。もちろん戦争当時の撮影ではなく、戦争後に作られた教育用のビデオ。天皇万歳と言いながら自殺する人がいた。「天皇万歳」と言いながらの自殺には、捕まってひどい目に遭うのを避ける、恥さらしになるのを避けるという意味があったのではないか。日中戦争以前の話から、中国人の基本的考え方まで 幅広く書かれた本です。