朝鮮有事はさったが

20日の日経平均は10216.41(-87.42) 転換線10278を割り込んだが雲、基準線上、ボリンジャーはプラスσを割り込み、MACD RCIは天井を打った。朝鮮半島情勢の落ち着きをうけて、転換線が回復できるかどうか、また週足の雲の下限10229も下抜けてしまっているので、これを奪還できるかが注目だ。 

ダウは11478.13(-13.78)雲、基準線、転換線11423の上、ボリンジャーはプラスσを維持、MACD RCIは上昇でなお上昇基調を維持している。

ドル円は83.74雲、基準線の上だが、転換線83.81を割り込んだ。ボリンジャーはTPの上だが、バンドが急速に狭まっている。MACD RCIは横ばい。週足は基準線84.84に届いていないので、週足レベルでは上昇基調に転換できずに、反転しそうな気配も感じられる。

ヨーロッパの債務危機の不安が抜けきらない中、アメリカの小売などは堅調のようで、ダウは綱引きの中で小動き。日本は朝鮮半島情勢をうけて、大きく下げたが、一応南北の軍事衝突は避けられたようであり、それ自体は一過性におわることを期待したいところ。だが日経平均のチャート上はちょうど調整が入りそうになってきている。気になるのはドルのボリンジャーバンドが狭まっており、転換を示唆。近々ドル高が転換してくる可能性があり、そうなると、日経平均もいったん下におすかもしれない。
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