15日の日経平均は10309.78(-6.99) 雲、基準線、転換線上、ボリンジャーはプラスσ上、MACD RCI は天井。バンドが狭まっていたが、一旦止まっており、上値が抜けないが、上昇基調が一応続いている。
ダウは11457.47(-19.07)雲、基準線、転換線 遅行線上、ボリンジャーはプラスσ上、MACD RCIは上昇。上値が重い印象だがなお上昇基調。
ドル円は84.23雲、基準線、転換線上、ボリンジャーはTP上 バンドが急速に狭まっている。MACD RCIは下げ止まり。
いずれの市場も上昇基調だが上値が重くなっている。日経平均、ドル円のバンドが狭まり、転換の懸念がでてきている。アメリカの鉱工業生産指数が良好で上昇したが、スペイン国債の格付けの低下という報道を受けて勢いを失っている。アメリカの景気回復期待とヨーロッパ信用不安の綱引きが続いていると思われる。ただアメリカの長期金利の急速な上昇が続いており、週足の雲の下限に接近している。これが財政への懸念による悪い金利上昇であれば、株式市場とドルの重しになってくる懸念もある。