そろそろ、年末に迎えますが、この間の株式市場が順調に上がっています。
ですが、過熱状態が続いています。
それより、何と言っても、アメリカの回復力とスピードに気になります。
アメリカでも、年末商戦が一応、いいスタート切りましたが、肝心の失業率が高止まりで、Fedも更なる量的緩和も言及しました。
市場から「アメリカが本格的に回復するのが2012年から」という声が出てましたが、私も、全くそう思います。
というより、金融危機からの回復が更に長引く恐れがあります。
ウサギ年も、アメリカが2番底の危機を回避するため、量的緩和をやむを得ず、徹底するでしょう。
そういった意味では、今までの円高基調が変わらないでしょう。
更に、色んな意味ではEUも危機を潜んでいます。
ドイツはどこまでリーダーシップを発揮できるかが、EUの運命にかかわってくるでしょう。
最悪の場合、円独歩高の局面にも想定できるでしょう。