影さんのブログ

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微笑みの国・タイ③ アユタヤ遺跡編 

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タイ日記、最終話はバンコク郊外、アユタヤ遺跡の風景でござる。

タイの首都バンコクより車で北に1時間強、アユタヤはかつてタイの首都だった町。今では観光地の括りながら、バンコクとは明らかに異なり、写真のように遺跡が点在する古の良き風情が漂う田舎町でござりまする。

逆に言うと、遺跡以外は取り立て特筆すべきものもない田舎町ながら、遺跡を照らす日差しは明るく、流れる風は穏やかで空気も澄み、都会とは違って時間がゆったりと流れているように思われまする。

タイが微笑みの国と呼ばれる所以は、こういった穏やかなところで暮らす人々のことを言うのではないでしょうか。きっともっと田舎町へ行けば、より多くの穏やかな微笑みに出会えることでござりましょう。

我々は成熟した経済の国に暮らし、おそらく物質的にも、貨幣価値的にも明らかに恵まれていることは疑う余地もないものの、この国の人々のような、微笑みで日々暮らせているのでござりましょうか?

アユタヤ遺跡に古のタイ王朝を感じながら、果たして本当の幸せとは何なのか?物質的に恵まれていることよりも、もしかしたらずっと穏やかに暮らせて幸せな人がいるのではないか?

微笑みの国、タイ。バンコク市内を流れるチャオプラヤ川で、旅の終わりに出会った渡し舟を操る船頭さんは、屈託のない顔でにっこりと微笑んでおられました。

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[11/22(月)の指標]

○日経平均
・株価:¥10,155.19(+92.80)
・25日移動平均乖離率:+5.5%
・騰落レシオ:112.48
・RSI:85.0

○TOPIX
・株価:875.48ポイント(+5.96)
・RSI:85.2
・値上がり銘柄:1,226、値下がり銘柄:325
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[今日の誕生日 11/24(水)]

・清川虹子、加藤治子、美來貴子、古村比呂、山本太郎、ほか(生年順・敬称略)  

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さて相場の方はというと、週明けの日経は堅調だったものの、今週はやはり調整モードのようで、北朝鮮の地政学リスクも加わり欧米は続落の様相を呈しておりまする。特に米国は感謝祭休暇で木曜は休場ということで、今週は少なくとも大きく上げるということは期待できそうもありませぬ。

ダウがこのまま25日線を割り込むと本格的な調整となるので、今週は様子見が正解か。まずは下げ止まりを見ることが吉のようでござりまする。
6件のコメントがあります
  • イメージ
    _こうちゃんさん
    2010/11/25 00:18
    影さん、こんばんは(^o^)

    アユタヤ遺跡、本当に美しいですね!
    見事です!(^o^)

    ちなみに、この日記、いいですね~(^o^)
    内容も文章も素敵です!

    > 微笑みの国、タイ。バンコク市内を流れるチャオプラヤ川で、
    > 旅の終わりに出会った渡し舟を操る船頭さんは、
    > 屈託のない顔でにっこりと微笑んでおられました。

    特に上の締めは見事!(^o^)
    文章も美しいです(^o^)
  • イメージ
    株育男さん
    2010/11/26 21:20
    こんばんはー

    ひょっとしてアユタヤはツアーのパックで行きました!?
    私、タイにはパックツアーで2回行った事があるのですが、
    なぜか2回とも王宮周辺&アユタヤ&土産物店監禁のコースがセットでした。

    アユタヤは本当に印象に残りますよね。
    松尾芭蕉の「夏草や 兵どもが 夢のあと」の句にも通じるわびさびのような雰囲気もあり…

    タイの人のゆるやかな暮らしは、本当に美しく見えますよね。
    私もまた行きたくなりました!
  • イメージ
    みやまな鉄砲長さん
    2010/11/27 09:43
    こんにちは 影さん

    >アユタヤ遺跡に古のタイ王朝を感じながら、果たして本当の幸せとは何なのか?物質的に恵まれていることよりも、もしかしたらずっと穏やかに暮らせて幸せな人がいるのではないか?

    文章うまいなぁ~(o゚ω゚))コクコク

    さらに!TVプロデューサーなら森本レオさんに文章を読んでもらって
    バックミュージックに「自由の大地 服部克久」をつけて
    http://www.youtube.com/watch?v=TgvZ9CNKE6Q

    「みんかぶ新世界紀行」にしちゃうかも!^^

    >バンコク市内を流れるチャオプラヤ川で、旅の終わりに出会った渡し舟を操る船頭さんは、屈託のない顔でにっこりと微笑んでおられました。

    ↑ココでしめると感動エンディングになりますから~
    (勝手に日記を細工しちゃいました)
  • イメージ
    影さん
    2010/11/27 23:38
    _こうちゃん殿、

    ありがたきお言葉、痛み入りまする。

    拙者の稚拙な文章をお褒め頂くとは光栄の極み。お恥ずかしい限りながら、もしも拙者の文章から「何か」を感じて頂いたのなら、それはアユタヤの悠久の歴史が物語っている言葉なのかもしれませぬ。

    最後の船頭さん、写真を撮るべきでござりました。夕日を浴びた微笑みは本当に良い表情で、(あぁ、この人はきっとお金などなくても幸せなのでござりましょう。)と改めて思わせて頂きました。

    こんな日記になってしまいましたが、考えさせられることが多かった旅でござりました(^^)
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    影さん
    2010/11/27 23:54
    花育星人殿、

    お言葉頂戴し御礼申し上げまする。

    ご指摘の通り、今回はバンコク市内⇒アユタヤを回るツアーでござりました。ただ会社手配のツアーなので、大人の事情でみやげ物店に強制的に寄らされるという、所謂「市中引き回し」はござりませんでした(笑)

    アユタヤは分類で分ければ観光地なのでござりましょうが、それでも古き良きタイを感じられる場所、「タイ人の侘びさび」とはきっとこんな雰囲気なのではないかと拙者も思わせて頂きました。

    我々の忘れていた大切なもの、心の豊かさを改めて感じさせて頂いた旅でござりました(^^)
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    影さん
    2010/11/28 01:53
    みやまな鉄砲長殿、

    ありがたきお言葉を頂き深謝申し上げまする。

    お褒め頂き恐縮ながら、やはり上述の通りアユタヤの悠久の歴史のおかげできっと良い文章に思えるのでござりましょう。誠に痛み入りまする。

    BGMまで選定頂くとは恐れ多い限り。あっ、でも葉加瀬太郎あたりも良いかもしれませぬ。(おいおい、調子乗るなよ…)

    新世界紀行というには、あまりにも回っているところが少ないのでござりまするが、本当にそんな紀行が書けるようになればもっと見聞が広がり、今まで見えなかったものが見えてくるのかもしれませぬ。まだまだ世界は広いようでござる(^^)
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