【ニッセイ】11/3期会社計画を上方修正したが、依然として…

TIW藤根 靖晃さん
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11/3期会社計画を上方修正したが、依然として保守的な印象

<現在の株価は評価不足と考える>
TIWでは現在の株価は評価不足と考える。その理由は、(1)主力である減速機事業においては、設備投資関連の主要3業種(自動省力化機械、工作機械、搬送機械)を牽引役として、今後も高水準の売上を維持する可能性が高い、(2)また減速機事業では中国での生産強化に着手し中長期的な成長のための布石を講じているが、株価はこの点を十分には織り込んでいないと見る、など。
<11/3期修正計画はなお保守的な印象>
11/3期上期業績は売上高70億円(前年同期比52%増)、営業利益7.5億円(前年同期は▲4.1億円)となった。主力の減速機事業の回復が一段と増して来た。業績好調を受けて会社側は11/3期会社計画を売上高133億円→137億円、営業利益12.1億円→13.1億円に上方修正した。通期計画の上方修正は今期2度目である。今後、下期では主要3業種向けや産業用ロボット向けで高水準の売上が続く可能性が高いとTIWでは見ている。このため依然、修正計画には保守的な印象が強いと考える。(高辻 成彦)
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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