ポイント
ここしばらくの間、想定したマーケットの動向に比べて、実際の動きが上振れる状態が目立っています。理由は為替。対ドル円安の進行が日経平均株価を押し上げていると見ています。米国株式市場は大引けにかけて急速に勢いを失ってしまいましたが、今日の日経平均株価は上昇して始まりそうです。9,850円の近辺を想定しています。ザラバも、対ドル円安基調が続くことを前提として、堅調な推移を期待しています。
米国株式市場の動向
1時半過ぎには88ドル高をつける堅調な動きを見せたダウ平均株価でしたが、大引けにかけて急速に勢いを失い、結局9.39ドル、0.08%の小幅高で終えました。ナスダックは4.39ポイント、0.17%安となっています。詳細は後ほどご報告します。
今日の日経平均株価は?
CMEの日経先物価格(円ベース)9,850円の近辺を、今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。
前日に比べて対ドル円安が進んでいることから、米国株式市場が勢いを失ったにも関わらず、日経平均株価は堅調なスタートとなることを期待しています。
米国の長期金利が急上昇している状況から、円安基調が持続すると見ています。
今日は9月の第3次産業活動指数の他に重要な経済指標は予定されていません。決算も富士火災海上保険など3社のみです。
後場は、10月の卸売物価指数、鉱工業生産、そして11月のNAHB住宅市場指数の発表を控える米株先物の動きが気になりそうです。ウォルマートの決算発表も予定されています。
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