日本風力開発(2766)がストップ安売り気配となっている。業績予想の下方修正と今期無配予想を嫌気する売りがかさんでいる。
同社は12日引け後、第2四半期の決算を発表すると同時に、通期の業績予想を修正した。11年3月通期の連結営業損益は21億円の赤字予想(前回予想80億円の黒字、前期7.84億円の赤字)。連結純損益は64億円の赤字予想(前回予想45億円の黒字、前期23.94億円の赤字)。
補助金制度の縮小廃止と全量固定価格買取制度の導入に大きな時間的なギャップが生じており、国内の風力発電業界は新規の開発案件が軒並み足踏みをしている。年間配当は無配とする。前回予想は200円、前期は無配だった。
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