為替ではドルが82円台にのせ、確定するかに見えたが、2度にわたり、81円台に振れた。はじめの振れは、調整かと思われるが、2度目はG20で、経済状況の改善策がほとんどなかったことへの失望感らしい。
しかし、すぐに82円台に回復し、深夜には82円50銭以上となった。
テレビの解説では、通貨安競争は是正されねばならないというような抽象的な内容で終えたのは、逆に為替介入等の可能性が残されたということ、だとか。
通貨安で経済が潤うのは、バブルなのでいずれはじけてしまう、ということで、アメリカを含め、危険な状態だとの解説だった。
株価では、休み明けから連騰した相場が、週半ばで一息ついて週末にかけて騰がるかとみせての利確売りなどで下げが入った。中では、銀行株が損益の上方修正IRがでて、上げ続けた。(金曜日には利確で一息ついたらしいが)
為替との関連が強く出て、ドル高やユーロ安に揺さぶられて、上下した株が見られ、G20の結果で製造がからむ株がやや下げた。例によって、輸入が絡む外食産業関係は逆に上げる動きとなった。
しかし、それらに関係せず、売り上げが好調な銘柄は下げない場合も見られたり、内需型でも景気低迷懸念で不動産関係は下げたりした。
* 週末深夜の動きと、今後の展開の憶測
ドルが82円60銭で上げ止まり、3日連続で82円半ばまでの上下となってい る。
ユーロその他も為替介入前後の相場に戻り、介入の効果はほとんどなくなっ た。
株は9720円前後まで下げているが、まだ下げる余地がある動きで終えてい る。円高傾向は残るとの報道もされているので、週明けに、反騰するとは言 い切れない気配となっている。
今後の展開は、週明けは基本的に様子見で始まるのではないか。APEC 首脳会議の行方次第だが、日本が何らかの有利な交渉ができる状況ではない と見られるので、為替市場が円安傾向になると期待できる場合を除いて、下 げる可能性を否定できない。
しかし、日本の円高対応が済んでいる銘柄を中心に、82円台キープの状況が 見えれば、株価は上昇に転ずるのではないか。
82円台キープの状況は、アメリカ、中国、ロシアの世界経済に対する言動で 左右されるのではないかと憶測するので、ニュースに注意していきたい。
自分の対応方針としては、自己都合で基本的に静観だが、将来性が見込ま れる銘柄の内、想定以上に下げていくものや一時的に急騰する銘柄を物色し ていくこととする。(該当株はほとんどないと想定しているが)
5件のコメントがあります
1~5件 / 全5件
近づいてる、近づいてる、決戦の火曜日 ですか?
島次郎さん、こんばんは。(夕方に書いたコメントの一部に大きな間違いがありましたので書き直しています。)
午後の日経は一方的な騰げとなりましたね。で、下ひげ付きの陽線となりました。
この形の陽線は、過去6ヶ月間で数回出ていますが、その翌日は大きく下げてきたときの場合だけ大きく上げましたが、それ以外では小幅な動きでした。なので、明日は、小幅な騰げになりそうです。
以上に加えて、夜になってドル高が一層進んでいるようなので、明日は輸出関連株を中心に騰げていくと思われます。
高値での競り合いになっていますが、10000円のラインに今週中に到達できるのでしょうか・・・・。期待が膨らみます。
午後の日経は一方的な騰げとなりましたね。で、下ひげ付きの陽線となりました。
この形の陽線は、過去6ヶ月間で数回出ていますが、その翌日は大きく下げてきたときの場合だけ大きく上げましたが、それ以外では小幅な動きでした。なので、明日は、小幅な騰げになりそうです。
以上に加えて、夜になってドル高が一層進んでいるようなので、明日は輸出関連株を中心に騰げていくと思われます。
高値での競り合いになっていますが、10000円のラインに今週中に到達できるのでしょうか・・・・。期待が膨らみます。
日経平均底堅いですね。ただ3日連続で日経平均日足が陰線みたいですね。
島次郎さんこんにちは。
意外にも、9800円の攻防から始まり、午後一時後退となっています。
これからどうなるのか・・・・。
意外にも、9800円の攻防から始まり、午後一時後退となっています。
これからどうなるのか・・・・。
東京市場は、調整がほしい時に、海外市場が軟調になり、ちょうど良い調整局面が迎えられそうですね。問題はこれが初押しで終わるか、下げトレンドに逆戻りか?