jojuさんのブログ

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茶会党の躍進と共和党の勝利と、オバマ政権の政策転換方向

 米国選挙で茶会党が躍進しました。

 今、米国で起きていることは日本と同様、過剰通貨安の新興国(中国!)への企業シフトによる低レベル労働者の没落。

 中国にシフトしやすい低レベル労働の従事者から、失職と所得低落が起き、そして、彼らの不満をバックに左翼政党(日米とも民主党)が、躍進したわけです。
 中国に職を奪われているのに、中国攻撃よりも、低レベル労働者と高レベル労働者の内輪揉めが起きてしまい、そのうえ、親中的な左翼政権が誕生してしまったのです。

 茶会党の躍進と共和党の勝利は、この状況への高レベル労働者からの反撃のノロシです。
 低レベル労働者が、中国にむしり取られた雇用や所得を、なんで自分たちが損失補てん(格差是正?)しなければならないんだ、というのが彼らの主張(中国から奪い返すのが筋だろう、となる可能性あり)。
 ゆえに、茶会党の今後の動向次第では、内輪もめの収束と、中国反撃への重大な方向転換点になる可能性がある。

 親中反米傾向の強い左翼系メデイアはこぞって、茶会党を茶化し、叩く(頭の悪い白人労働者の運動とか、、by N●K。進化論を教会で教えるな、と言っている過激保守派と重ね合わせたりとか、、by日経、米●支局長)。 米国で起きていることを、新興層と既得権益層の争い、と捻じ曲げて報道する。 茶会党が小さい政府を掲げているので、国営放送が悪意の報道をするのは、当然なのかも知れませんが、、

 さて、米国で起きたことは日本でも起きる、と言われます。
 近年では、韓国で起きたことも日本で起きる傾向があるようです(最近では左翼系ノムヒョン政権の崩壊)。 日本と経済構造が似ているうえ、日本より小規模ですから、日本に先行して変化が起きるわけです、韓国は。
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