日経平均株価が堅調です。現在は200円を越える上げ幅での推移です。
全く個人的な見方すが、FOMCのQE2をきっかけに、ドル円が円安方向へ本格的に基調転換するのであれば、この動きは合理的です。
しかし、どうもそのようなことはなさそうです。
果たして、QE2による円の急騰が避けられたことを喜ぶべきなのか、それともQE2のために円高が進み、本格的な為替介入を促した方が良かったのか、判断に苦しむところです。
少なくとも、QE2の発表から現在までのドル円の動きを見れば、為替介入の可能性がなくなり、ジワッと円高方向に振れるような感じがします。
マーケットが強いのは好ましいのですが、果たしてさらに上を狙えるのかどうか不安があります。しかも、この上昇が踏み上げに支えられていれば。なおさら警戒が必要かもしれません。
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