この先、中国の成長は、人民元安固定化政策の崩壊でかつてよりは、鈍化するでしょう。
しかし、先進国企業の低賃金を求めるシフトは止まらないので、新興国の台頭が次から次へと続く状況は、この先も変わらない。
多くの新興国が、モラルなき発展途上国の名残を残したまま、経済的、軍事的に強大化してくるようになるわけです。
これまでの、礼儀正しい先進国クラブだけで物事が決まった時代は終わりを告げる。 露骨なパワーゲームが繰り広げられる時代に変わってくる可能性大(グレートゲーム時代の再来)。
こういう時代には経済力を高め、防衛力を強化することが何よりも大事。そうでなければ、経済交渉でも割を食うことになるでしょう。
経済音痴の民●党、能天気な外交姿勢の民●党で、これからの時代に伍していけるかは甚だ不安なのです。
内に公正(=市場原理の適正活用)でなければ経済力は高められず、外に老練でなければパワーゲームを乗り切れない。
ところが、民●党の場合、内は不公正(=悪平等=社会主義)で、外に対しては能天気(「世界市民」ですから(--;)。