ポイント
米国株式市場の上昇を映して、小幅高でスタートした日経平均株価は、そのまま堅調に推移して終了しました。G20を意識した様子見ということで、特筆するような動きはありませんでした。アジア市場、欧州市場はマチマチですが全般に小動きです。米国市場ではダウが21ドル安、ナスダックが8.5ポイント高での推移です。好調な決算が続く割には勢いがありません。
日経平均株価の動きを振り返る
27円高で寄り付いた日経平均カビ科はそのまま堅調気味な基調を保ちました。2時頃に一時的に81円まで上昇を見せましたがすぐに反落して、50.23円、0.54%高で大引けとなっています。
後場での一時的な上昇の背景ははっきりしないのですが、ファーストリテイリングなどいくつかの主要銘柄が大きく動いています。
したがって、一部の投資家の動きを反映したものと推測しています。加えて、対ユーロで円安に振れたことも影響しているようです。
ただし、ドル円は小動きながら円高方向に動いています。
米国マーケットの動きについて
好決算が続いている割には、マーケットに力強さが見えません。
ハネウェル(-0.02%)、アメリカン・エクスプレス(-1.71%)、ベライゾン(-1.40%)など、コンセンサスを上回る業績にも関わらず、株価が下落しているものが目立ちます。
もっとも、シュルンベルジェ(+4.40%)、アマゾン(+1.82%)など素直に反応しているものもあります。特にアマゾンがマイナスから切り返して上昇に転じています。
今日は、この後経済指標の発表は予定されていませんので、どうやらモタモタした推移のままで終えそうな雰囲気です。
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