アメリカ旅行 その５

[坂本彰さん]

ラスベガス２日目は世界遺産のグランドキャニオンへ
向かいます。

グランドキャニオンへはラスベガスより東へ480キロ、
19人が定員の小さい飛行機で行くのですが、けっこう
揺れたの旅行時の飛行機と違うスリルを味わえました。


１時間弱で到着しましたが、空からの景色と観光スポット
からの景色で見ることができたのはラッキーでした。

グランドキャニオンは地平線のはるか先まで同じような
岩場が続いていますし、写真で見える向いの崖までは、
何10キロも先です。

谷底も私が立っている場所から1600メートルも下で
崖の先端から見下ろしても底が見えないほど深かったです。


見渡す限りの断崖絶壁なのですが、17～20億年の地層が
地殻変動で隆起した場所を、コロラド川が何百万年も
かけて浸食し、風化しながら現在の姿になったそうです。

つまり私が今見ている岩場の地層は17～20億年前の地層
らしいです。


土が茶色一色ではなく、赤、ピンク、白、黄色と横一列に
ラインが入っているように見えるのは、その時代時代の
地層ということです。

グランドキャニオンは地球博物館と呼ばれるそうですが、
むき出しの地層を見て納得いたしました。


この景色は一生のうち何度も見れるものではないし、
世界遺産の中で私が行きたいと思っていた場所をまた
一つ制覇することができました。

一日がかりで行ってきましたが、自分の目で見れたことが
何よりの経験、財産です。


あと現地の情報では、標高が2000メートルくらいの場所で
かなり乾燥しているためサングラスはあったほうがいいと
アドバイスされましたが、持って行って正解でした。

日本の日差しよりもかなり強く、目玉そのものが日焼け
するような感じです。

ラスベガスも雨がほとんど降らないので、日中に外出する
ときはサングラスをかけることをお薦めします。


それと水は多めに持っていたほうがいいです。

脱水症状になる人も多いらしく、自分が予想しているよりも
のどが早く渇くので、もし今後行かれる予定の人は参考に
していただければ。


ここまで５日間アメリカを満喫してきましたが、アメリカ人は
あいさつ上手で話しかけるのとスマイルが上手ですね。

飛行機に乗っていても「どこから来たの？」とかレストラン
でも「何を食べているの？」と気軽に聞いてきます。

他にもホテルのフロアー内でも初対面の私に挨拶をしてくれ
ますし、コミュニケーションをとるのがとにかく上手いです。


あと、今回の旅行ではベラージオというホテルに泊まり
ましたが、かなりお薦めです。


ツアーの待ち合わせ場所はホテルの下まで迎えに来てくれ
ますし、ルームクリーニングのレベルも高いです。

昨日使ったものが翌日も使いやすい位置にそのまま置いて
くれます（普通なら何日滞在しても元の位置に戻されます）

何千室とあるホテルなのにターンダウンサービスを実施して
いるのにも驚きました。

チャックアウト時もミニバーの水を１本使ったのですが
（４ドル）サービスと言ってお金を受け取りませんでした。

今まで日本、海外色々なホテルに宿泊してきましたが、
ミニバーを使ってタダと言われたのは初めてです。

ここまでサービス精神が旺盛なホテルはスゴイです。

http://saig.livedoor.biz/archives/1931023.html

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