2010.10.13 いつも青春!てっちゃんの株式教室・相場師日記
http://www.tokiwa-kabu.com
いっこうに収まらない円高、でも株式市場が下落トレンドに移る兆候は無い。
要は為替への過度の警戒感であり、買いの手の引っ込んだ市場は堅調な日経平均よりも個別株の傷が深い。
日経平均は昨日の200円安から前場は100円超高、日経225先物では低調な個別株をよそにうまく収益を上げてる人もいる。
ただ崩れたかに見える個別株もここは陰の極、一両日の内に切り返しとなる銘柄も出てこよう。
悲嘆の極みが相場の転機となることはこれまでも実証してきた。
銀行の貸出残高が10カ月連続で減少、市中の資金需要はまだ弱い。
8月の機械受注は10%増だった、3カ月連続増。今後も折に付け上方修正していく可能性が高い。
日銀の判断も、景気持ち直しの足どりは強まっていくものと見ている。
この状況での株安はおかしい。ひたすら「円高懸念」に怯えている。
金融当局は今、このタイミングで「伝家の宝刀」を抜いて欲しい。
為替介入すべし。
日経平均 9403.51(+ 14.87)
TOPIX 822.65(- 1.95)
売買高概算 18億9023万株
売買代金概算 1兆3388億円
時価総額 278兆8102億円
値上り銘柄数 604 (年初来)新高値 1
値下り銘柄数 892 (年初来)新安値 199
変わらず 155
騰落レシオ(25日)93.47%
サイコロ(日経平均)6勝6敗 ○●○●○●○○●●●○
カイリ率(日経平均)25日線比-0.34% 75日線比+0.20%
為替 1ドル 81.86 1ユーロ 114.32
今、検察庁の権威が揺らいでいる。
「検察一本主義」については前に書いた。
今、尖閣諸島事件で注目されてるのが検察官の「起訴便宜主義」だ。
起訴、不起訴、起訴猶予、嫌疑無し、被疑者の運命の分かれ道だ。
しかし、「政治がらみ」との疑惑が晴れない以上は、少なくとも国民向けには検察庁の説明不足だ。
法務大臣の指揮権発動があったと多くの国民は疑っている。
裁判官の「自由心証主義」とは違って、裁量の「領域」は明らかに狭くあるべきなのだ。