天井を打ったか

[映画ずきのしんちゃんさん]

１２日の日経平均は9388.64（-200.24）　雲の上限、転換線を一気に下抜け、基準線9337の近辺。遅行線が雲の上限を抜けられず下降、ボリンジャーはTPを切りバンドを狭めており、MACD　RCIはいずれも下降をはじめている。基準線をめぐる攻防になってきているが、ボリンジャーがバンドを狭めており転換を示唆しており、MACD,RCIともに下降開始ということで、指標はどれもかなり苦しい。　

ドル円は現時点（１２日夜９時３０分)で81.94。雲、基準線、転換線の下。ボリンジャーはマイナス２σで、バンドは外に広がっているMACDは下げ、RCIは底ばい。下値のめどがない状況だ。

今日はまだダウが始まったことろで書いているので、株安の連鎖が続くのかどうかわからない。だが、日本については、ダウがたとえ少しあげても、ドル円の下がはっきりするまで下げるに違いない。介入がどこであるかを試す動きが続くだろうが、たとえ介入しても、効果がどこまであるかはわからない。だんだん効かなくなるといわれているし、おそらくそうだろう。アメリカの指標が改善するまでは、結局日米金利差から、円高への圧力は消えない。日本の株は、世界景気の敏感株だというのは、確かに当たっているところがある。アメリカの景気がよくなり、持ち直してきてからはじめて底をいれるということになりそうだ。外需と外人投資家だのみである以上は、耐えるしかないのだろうか。