映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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為替に効果なし

5日の日経平均は9518.76(+137.70) 基準線、転換線9478を回復したが、雲の上限9529には届いていない。ボリンジャーはプラスσ9551にとどかなかった。MACDは横ばいにかわったがRCIはなお下落。週足をみると直近高値9700水準はまだはるか上、雲の下限9550にも届いていない。 

ダウは10944.72(+193.45)雲、基準線上、転換線10794を回復、ボリンジャーはプラスσを回復、 だがMACDは頭を丸め、RCIは下降。直近高値に迫っているが、ぬけられうかどうか。

ドル円は83.22雲、基準線、転換線の下、ボリンジャーはマイナスσの下、MACD RCIは下降。
日銀のゼロ金利再開、リスク資産買取、CPI1%ターゲットなどの大胆な政策で、日経平均は大きくあがったが、しかし目先は雲の上限にも、プラスσにも届いておらず、週足は節目にはまだるかにとおい。為替は上ヒゲをつけて反応うす。アメリカのFRBの緩和措置をにらんで、為替市場は、日銀の手段では効果が乏しいという厳しい判断を下しているのであろうか。株式市場はひとまず日銀に敬意を表した格好だが、それでも上昇基調に完全にもどったというにはいかない水準で終わってしまった。問題は、日銀はこれでほとんどカードをすべてきてしまったことで、これが十分効かなければ「弾切れ」になることだ。買い入れ額などを増やしても、金利がこれ以上下がる効果は薄く、為替の基調を転換させる力は弱いだろう。介入以外は、円高を阻止するものはなさそうだ。一方ダウはISM非製造業指数が好転して上昇。結局アメリカの景況感とアメリカの金利で決まってくるだろう。雇用統計が注目になる。
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