NHK 新潟県のニュース 新潟放送局
新潟市 「安吾賞」 にキーン氏
新潟市生まれの作家、坂口安吾を記念して新潟市が設けている 「安吾賞」 の受賞者に日本文学の研究者として
知られるコロンビア大学名誉教授のドナルド・キーンさんが選ばれました。
「安吾賞」 は 「堕落論」 などで知られる新潟市出身の作家、坂口安吾を記念して、安吾のように反骨心を
もって新しい分野に挑戦し、その活動が広く影響を与えた個人や団体に対して贈られるものです。
5回目のことしは日本文学の研究者として知られるコロンビア大学名誉教授のドナルド・キーンさん(88)が
受賞することが決まりました。
キーンさんはアメリカ・ニューヨーク州の出身で、古典から現代の小説など数多くの日本文学を研究し、日本の
文化を海外に広く紹介してきました。
さらに去年、県内の芸能団体が古浄瑠璃を上演した際にキーンさんが佐渡の郷土芸能、文弥節を参考にするよう
アドバイスするなど新潟県とゆかりがあることも評価されました。
今回の受賞についてキーンさんは 「受賞は喜びとともに、安吾の文学を翻訳したこともなければ、研究したことも
なかったため、驚きもありますが、私を選んで頂いたみなさんに深く感謝しています」
と、コメントしています。
安吾賞の授賞式は12月に新潟市で行われます。
一方、来年以降の安吾賞については、ことし8月に行われた新潟市の事業仕分けの結果、見直しを求める意見
もあったことから、新潟市では新たな賞の形を検討していくことにしています。
09月24日 20時03分
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■ 事業仕分けで不要論も・・・
新潟市出身で反骨の作家、坂口安吾を記念し、新潟市が 安吾魂を持った人物を毎年表彰する安吾賞。
5回目を数える今年の受賞者にアメリカ人で日本の文学や 文化の研究者であるドナルド・キーンさんが
選ばれました。
ドナルド・キーンさんは現在88歳、源氏物語を読んだことを きっかけに日本の文学や文化を体系的に研究。
同時に日本文化を海外へ紹介する役割も担ってきました。
2008年には文化勲章も受賞しています。
キーンさんは坂口安吾に関する評論を著書の中で書いているほか、 国籍を超え、日本文学の研究に果敢に
挑戦したことなどが 評価されました。
ただ、この安吾賞。過去には俳優の渡辺謙さんなど、 早々たるメンバーが受賞していますが、先月行われた
新潟市の 事業仕分けでは年間1600万円余りの費用対効果が問われ、 判定は 「廃止」 と 「改善」 が
同数で並ぶ厳しいものとなりました。
近づく市長選を前に事業仕分けの判定結果にどう対処するのか? 再び選挙に立つ市長としてその姿勢を
明確することが 求められています。
(24日 19:50)<BSN>
http://www.ohbsntv.com/news/2.html
しかし、 1,600万円も 何に 使うんで しょうねぇ~~ (^o^)ノシ
詳細って わからないの かなぁ~ 、 立派な ポスター だから ?
さぞかし、 そういった 媒体や 広告の 制作に、 業者に支払う 随意契約 費用とかが
とっても いい値段 ( 言い値 ?) で、 元 市の職員が 定年後に 働いていたり ? してね~ (;^_^A)