米国株式市場が急速に上昇しています。
現在は、ダウ平均株価が92.22ドル高、ナスダック指数が25.14ポイント高となっています。ようやく、少し動きが落ち着いてきたという印象です。
現在のところ、急上昇の背景がはっきり見えていません。
マイアミを拠点とする住宅建設会社レナーの決算がコンセンサスを上回り、5.72%の急騰を見せたことから、住宅関連銘柄に堅調なものが目立つことが理由の一つであろうと推測されます。
ただし、10時に発表された9月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅市場指数は13と、事前予想であった14を下回っています。したがって、住宅だけでマーケットを押し上げているわけではなさそうです。
ユーロドルの動きをみると、マーケット開始直後から、突然のようにユーロ高ドル安に振れています。
ドル安→国際商品価格上昇→資源関連株上昇という動きがマーケットの上昇の牽引安の一つを担っていると見られます。
0.89%の上昇率は大きくないのですが、エクソン・モービルのスタート直後からの動きにその様子が示唆されています。
今日の米国市場では、この後は重要な経済指標の発表はありません。したがって、為替の動きに油断はできないのですが、どうやらこのまま堅調な推移を維持しそうな様子です。
明日の日経平均株価の寄り付きは高くなると見られます。
「人気ブログランキング」に参加しています。記事がお役に立ちましたら、下のバナーをワン・クリックお願いいたします。大きな励みになります。
本文中で使用しているデータやグラフ類は主に次の各社の公表しているものにお世話になっております。経済産業省、内閣府、日本銀行、東京証券取引所、CME GROUP、CBOE,CNN MONEY、MSN MONEY、アット・ニフティ・ファイナンス、Yahoo!ファイナンス、サーチナ、外為どっとコム