今日は一日外出しておりました。ザラバのフォローが出来ていませんので、簡単なコメントで失礼します。
米国株高と為替介入による円安の相乗効果で97円高で寄り付いた日経平均株価は、すぐに上げ幅を縮小し始め、1時過ぎには36円安をつけました。その後僅かに戻しましたが、7.06円、0.07%安で大引けとなりました。
ドル円60分足を見ると、為替介入でコントロールされた動きを想定していましたので、スタート直前から円高方向に振れ始めたのがそのまま1時過ぎまで放置されたことは意外な感じでした。株式市場はその動きに素直に連動したと見ています。
大引け後になって、再び円安方向に戻したのですが、イブニングセッションでの日経先物価格の反応が鈍いことか気になります。米国議会を始めとして、この為替介入への反発も強いことから、一段の円安が期待しにくくなったことが背景にあると思われます。
加えて、欧州市場や米国市場が軟調であることも影響しているようです。ダウは48ドル安、ナスダックは8ポイント安となっています。
週間ベースの新規失業保険申請件数は45万件と、コンセンサスの45万9千件を下回り、8月の生産者物価はほぼ事前予想どおりと決して悪くない思うのですが、世界経済の動向が業績に反映されるFEDEXの決算が、僅かに期待を下回ったことから、3.35%の急落となっていることが重石になっていると見られます。
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