読者様から高配当銘柄と不動産株についての
質問を受けましたので質問内容と私の回答を
紹介いたします。
同じように考えておられた方は参考になれば。
質問
坂本様
いつもメールを拝見させていただいています。
記念配当のある高配当銘柄について質問させていただければと思うのですが、
高配当銘柄の場合、権利落ち翌日に大幅に下落して、結局配当分と相殺や
逆にマイナスになってしまった経験があります。
そのため、高配当すぎる銘柄は落ちも大きいのではないかと怖いのですが、
たまたまなのでしょうか?
なんでも配当分と調整が入って下落するという話も少し聞いたのですが、
教えていただけますでしょうか。
また、前回今回と塩漬け銘柄についても教えていただいておりますが、
三井不動産についてはしばらく下落が続きそうでしょうか?
同じ大手不動産株は同じような動きをしていると思うのですが、
今回は三井不動産の落ちが大きい状況で、他が上がっても下がらないのではないかと
心配しております。
1444円で購入し、やっと持ち直したと思ったら昨日の急落と本日も寄り付き後に
だんだん下がってマイナスで終了でした。
アドバイスを頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
私の回答
メールいただきましてありがとうございます。
発行者の坂本と申します。
まず最初、高配当銘柄は権利確定後に下がるという
内容ですが、これはすべての銘柄には当てはまりません。
出来高が少なかったり、特定の株主比率が高い
銘柄は権利確定後の下落率も変わるはずです。
もちろん確定後は配当、優待狙いの株主もいますので
下がりますが、出来高が多い大型株とは違います。
>結局配当分と相殺や
逆にマイナスになってしまった経験があります。
これは一回限りの配当狙いだったので
しょうか?
中期的に保有したい銘柄かつ配当率が高ければ
結果も違うはずです。
あと、三井不動産ですが、業績ではなく株価が
気になっている時点で売るべきではないでしょうか?
特に不動産銘柄は値動きも激しいので、精神的にも
きつい業種です。
〇〇様の質問内容を読ませていただきましたが
大衆と同じように考えて動いているのでは?と
感じました。
株は群集心理に巻き込まれていれば、勝つことは
難しくなります。
もしかしたら売買益に重点を置きすぎているのでは
ないでしょうか?
違うのであれば失礼なのは承知ですが、もし
テレビや新聞の内容に一喜一憂しているのであれば
情報源を変えてみてください。
投資で成功した投資家の本を書店や図書館で読んで
みることをお薦めいたします。
投資スタイルや銘柄選びをする上で、
どこに注目しているかを知るだけでも
結果は大きく変わるはずです。
売買銘柄の情報ではなく、運用方針や投資法を
知ることができれば、自分の中に変化が生まれると思います。
失礼なのは承知の上ですが、これはとても重要な
ことですし、私も負けまくった末に気がついたことです。
同じ経験はしてほしくないという気持ちも込めて
敢えて書かせていただきました。
以上になりますが、参考になりましたら。
これからも有益な情報を提供できるよう
頑張っていきますので
今後ともよろしくお願いいたします。
坂本 彰
以上のように自分なりの返事を送りました。
質問内容を読んでいて私が感じたのは、数日スパンで
投資で儲かった、損したと結果を出そうとしていると
文面から感じたことです。
日々の値動きを見ていると株価と企業の成長はバラバラです。
マーケットや需給関係で大きく動きますが、長い目で見ていけば
企業が成長していけば株価も上がっていきます。
この関係を忘れないようにして欲しいこと、そして群集心理に
巻き込まれず、自分の銘柄を信じて行動していきましょう。
http://saig.livedoor.biz/archives/1890270.html
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