【新神戸電機】コンデンサは好スタート、車両用電池は新車用、…

TIW藤根 靖晃さん
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コンデンサは好スタート、車両用電池は新車用、補修用ともに回復

<底堅い株価展開を予想>
11/3期は営業利益過去最高を計画。スタートの1Q(4-6月)は上期営業利益計画の63%を遂行した。足下の好決算に加え、昨年後半取り込んだコンデンサ部門は堅調であり、従来からの蓄電デバイスに新たな商材が加わったことによる事業展開力の高まり、アジア新興国市場での自動車用電池の本格展開、などを踏まえると、中期的な成長期待は一層強まる。以上からTIWでは12/3期TIW予想PERで11.7倍の株価水準には割高感ないと考え底堅い株価展開を予想。
<コンデンサに加え電池が新車、補修用ともに好調>
11/3期1Qは前年同期比60%増収、営業利益同27倍で着地。昨年下期より寄与のコンデンサ部門を除いても同27%の大幅増収となった。コンデンサ事業の海外向け好調に加え、車両用電池の新車用、補修用の回復、合成樹脂成形品の好調、想定内での鉛価格の推移などが好決算の背景。1Q決算を受け同社は上期計画を上方修正。収益が後半に偏るため1Q終了時点では通期計画修正は控えているが、猛暑による電池の消耗、鉛価格の同社想定内での推移、などが今年度計画の上ぶれ要因となる可能性があろう。(高田 悟)

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