無配企業には手を出すな

坂本彰さん
坂本彰さん
株式を公開し、株主から資金を集めている企業に
とって、利益を配当という形でお礼をするのは
当然の義務といえます。

しかし配当額や割合はアメリカや中国に比べて
低いのが現状です。


無配を長く続けている企業も見受けられますが
こんな銘柄に投資をしても、まず良い結果が
得られません。

中には業績回復銘柄として、キャピタルゲインが
投資額の何倍にもなる銘柄もありますが、まれな
ケースで、それ以外は低迷を続けます。


他にも減資、公募増資、第三者割当増資を発表する
企業がありますが、株主価値を減らし、自分たち
だけが生き残りを図ろうとする会社には絶対に
手を出してはいけません。

発表された時点で、すぐに手放すべきです。

会社側も株主を軽視しているわけですから、そんな
会社に近寄らないことが一番よい方法です。


減資を発表する企業は日本を代表するような企業
でも頻繁にありますし、大企業ほど、その金額も
半端ではありません。

過去にどのような減資策を発表したかは、会社四季報の
資本移動欄を見れば一目でわかりますので、保有する前に
チェックしておきましょう。

http://saig.livedoor.biz/archives/1878143.html
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