ユリウスさんのブログ

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小沢代表の卑屈な発言

 昨日、夕方のNHKTVのニュースで中国を訪問中の民主党の小沢代表はカメラの前でこう語っていた。何かの間違いではないかと思えるほどヒドイ、国辱ものの発言だった。
 どういう訳か、この発言については今日の新聞にも、ネットにも批判記事が一つもないことは、もう一つの不思議です。

 シーンを再現すると、7日午後、同行した民主党の国会議員や党の支持者400人余りとともに人民大会堂に胡錦涛国家主席を表敬訪問し、その記念撮影の映像とともに、小沢代表はこう語っていた。
「握手をしていただき、写真を撮らせていただいて、大変喜んでいる。」

 その時、翔年は同世代の8人の男女と食事中でしたが、誰もが「ちぎれるほどの尻尾の振り方はなんだ。」、「恥ずかしい!」と感じた。「野党の党首といえども、このような卑屈な態度で中国に接して欲しくない」、「明日の新聞では大きく取りあげられるに違いない。」というのが居合わせた仲間の意見でした。

 ところが、中国報道は何時ものことながら、記者諸君の眼が曇っており、こういう中国に対する卑屈な発言を当たり前のこととしてして完全に見逃してしまっている。こういう発言をする小沢代表は情けないし、それをキャッチする精神を持たない記者も本当に情けないと思う。

 中国へ行くと政治家は何でこんなひっぴり越しになるのか?
小沢代表:「すべてのことを米中関係だけで解決することはできず、日本が日中関係の中で役割を担えるようにならなければならない。今は対等の友人として評価されておらず、そのためにも民主党は早く政権を担い、日本がほんとうの意味でアメリカや中国の対等のパートナーになれるようにしたい」。

 わが国の政治家はもっと矜持を持っていただきたい。理想と矜持を持たない政治家はいらない。
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