政府による経済対策に続き、日銀も重い腰を上げそうな流れとなってきたようです。 米国もバーナンキFRB議長が必要なら追加の対策を打つという話になっているようです。政府と日銀が協調して対策を出すことは、期待も込めて株式市場は折り込みに行く方向となるでしょう。週末のNYダウは164.84ドル高、ナスダックは34.94ポイント高と大きく上昇しました。 為替も85円台まで戻ってきましたので、ひと安心と言ったところでしょうか。1つ気になることは、日本が金融緩和を実施し、金利が低下すれば当然円安の流れとなりそうなのですが、同じように米国も金融緩和に動いたらフィフティーフィフティーでは無いのでしょうか?私は経済学者ではないので、微妙なさじ加減は分かりません。 為替が反転したのか?してないのか? 来週の動きが天下分け目の天王山となってきそうです。参考記事日銀、週明けにも臨時会合=追加緩和を決定へ8月28日5時0分配信 時事通信 日銀は28日、週明けにも臨時の金融政策決定会合を開き、急激な円高・株安の進行による景気減速を回避するため、追加の金融緩和に踏み切る方針を固めた。 日銀は当初、9月6、7日の両日に開催する金融政策決定会合を念頭に調整を進めてきたが、31日に政府が追加経済対策の基本方針を閣議決定し、菅直人首相と白川方明日銀総裁の直接会談が30日以降に予定されることを踏まえ、臨時会合を開催し政府・日銀が一体となって取り組む姿勢を示すことが最も効果的だとの判断に傾いた。 日銀の追加緩和は、3月以来5カ月ぶり。具体策は年0.1%の固定金利で資金供給する新型オペレーション(公開市場操作)の供給額を現在の20兆円から30兆円に増額することや、供給期間を3カ月から6カ月に延長することを軸に詰めの協議を進めている。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100828-00000022-jij-bus_all